2008年12月25日木曜日

力強い患者団体の動き

by 藤田敦子です。

昨日は、横浜で、山田邦子団長率いるチャリティコンサートがあり、
がん患者会・患者支援団体のひとつとして、ブースに出展をした。

そこで、びっくりしたことは、
しばらく会わないうちに、患者団体のブース出展が、欧米並みに
レベルアップしていることだった。
団体の紹介を出しているところは少なく、
乳がんであれば、ピンクリボン
小児がんは、ゴールドリボン
リンパ腫、すい臓がんは、世界共通の飾り付けで、それぞれの主張が、
あますところなく、一般市民に分かるようになっていた。
ピュアは、本当だったら、オレンジバルーンを掲げて、緩和ケアの
推進を訴えなければいけないはずだった気がする。

静岡県での集会でも、がん患者団体が、それぞれの都道府県の拠点
病院をまとめて発表しているところもあったし、確実にレベルアップを
していた。

そして、がん関係だけでなく、他の疾患でも、ガイドラインを患者会が
主導で作ったところが出てきている。もちろん、科研費研究として
行う研究員がいて、初めて作られてきているのだけど、一歩一歩
専門職と協働できる力を蓄えてきていることに、世の中の広さを感じた。

ピュアとして、来年、しっかりとやっていかなくてはならないことが
わかった気がした。

2008年12月21日日曜日

医療は再建できるのか

by 藤田敦子です(NPOピュア)。

今日12月21日(日)21時から
NHKスペシャル「医療再建」がある。

千葉からは、東金の地域医療を育てる会から「出たよ」と連絡があった。

ちなみに、新聞には
★ なぜ必要な時、必要な所に医師がいない?
★ 自由開業は日本だけ?
★ 英・独は医師の計画な配置で偏在対策
★ 医師・患者・行政が徹底大討論

絶対に、見なくちゃ。

ところで、先般の第二回終末期医療のあり方に関する懇話会だけど
WAMネットで当日の資料が配布されている。コチラをクイック!!

今のままだと、終末期がん難民はあふれて、志のある在宅の医師が
疲れはて、そして、病院も、在宅も、どこにも医師がいないなんてことも
ありえるわけで、マネジメント機能は絶対に必要だと思っている。
そして、病院も入れて、すべての医療に関係する人(患者も、住民も)が
徹底討論をして、本気で話し合っていくべきだと思う。

まず、今日の21時を見よう。
そのうえで、これからをどうするのかを考えてみよう。

医師も人の子。
「なぜ、できないんだ」なんて言うんじゃなくて
患者側もできることを考えていかなくっちゃ、
今の状況は変わらないと思っている。

対話が大事。対話、対話・・・。

2008年12月20日土曜日

在宅がん緩和ケアフォーラム内藤いづみ氏講演

by 藤田敦子(NPOピュア)です。

早いもので、もうフォーラムの時期になりました。
今年度は、千葉市文化センターが取れなかったので
2月1日(日)に船橋市勤労市民センターで行います。

先着350名です。お早めにお申し込みくださいね。
詳細は下記です。

平成20年度在宅がん緩和ケアフォーラム 
がんでも、安心して家で過ごせるまちづくり  (ちらしはこちら PDF
日時 平成21年2月1日(日)13:00~16:30 (開場12:00)
場所 船橋市勤労市民センター ホール 
   船橋市本町4-19-6 TEL 047-425-2551 
    JR船橋駅徒歩約5分、京成船橋駅徒歩約3分
定員 350人(申込先着順) 
対象   一般県民及び在宅緩和ケアに携わる施設関係者等
参加費  無 料
基調講演 「いのちの話 ―あなたを家で看取りたいー」 
講師 内藤 いづみ ふじ内科クリニック院長
昭和31年生まれ。福島県立医大卒業後、東京女子医大内科等に勤務。昭和61年から英国のホスピスで研修を受ける。平成7年にふじ内科クリニックを開業。NPO 日本ホスピス・在宅ケア研究会理事。(財)山梨県青少年協会理事長。著書に『笑顔で「さよなら」を 在宅ホスピス医の日記から』(KKベストセラーズ)、『あなたを家で看取りたい』(ビジネス社)、『あなたと話がしたくって』『いのちに寄り添って』(オフィスエム)、『あなたがいてくれる』『「いのち」の話がしたい』(佼成出版社)など多数。

●パネルディスカッション 「がんでも、安心して家で過ごせるまちづくり」
 パネリスト:
 土橋 正彦  市川市医師会 会長 
 野本 靖史  船橋市立医療センター呼吸器外科 副部長(緩和ケアチーム)
 泉山 明美  訪問看護ステーションゆうこう 所長   
 杉田 勝   船橋梨香園在宅介護支援センター センター長 
 患者家族   在宅緩和ケア体験者 
コメンテーター :渡辺 敏  千葉県がんセンター緩和医療科部長 
コーディネーター:藤田 敦子 NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア
                  代表

問い合わせ
千葉県健康福祉部健康づくり支援課 在宅がん緩和ケアフォーラム係 
     電話  043-223-2686 
申し込み先 
〒273-0853 船橋市金杉7-40-3 NPO法人「ピュア」フォーラム係
     FAX   047-448-7689 
     Eメール pure-jime@wind.sannet.ne.jp
*申込代表者名、郵便番号、住所、職業(所属)、FAX番号、同伴者名、参加人数を記入の上、往復はがき、FAX、Eメールでお申し込みください。定員になり次第、締め切ります。

主 催 千葉県、NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワーク ピュア
後 援 船橋市、千葉県医師会、千葉県歯科医師会、千葉県薬剤師会、千葉県看護協会、千葉県社会福祉協議会、千葉県訪問看護ステーション連絡協議会、千葉県地域包括・在宅介護支援センター協会、千葉県社会福祉士会、千葉県医療社会事業協会、千葉県介護支援専門員協議会、千葉県介護福祉士会、千葉県ホームヘルパー協議会、千葉県理学療法士会、千葉県民生委員児童委員協議会、千葉ヘルス財団、ちば県民保健予防財団、医療・福祉ネットワーク千葉、千葉大学公共研究センター

2008年12月19日金曜日

専門職には見えにくい世界がある

by 藤田敦子です。

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉で
近藤克則さん(日本福祉大学教授、医師)が、
「専門家には見えやすいところしか見えていません。ですから
見えにくくても大切なことはしっかりと専門職に対し、意思表示
したほうがいいでしょう」と言っていた。
たった40分のお話の中に、機智に富むお話がいっぱい入っていて
上記の言葉は、全国訪問看護ステーション調査の中で、遺族への
アンケートも行った結果、わかったことだ。
近藤さんの当日のお話は、今、研究会の機関誌にまとめているので
全部読みたい方は、もうしばらくお待ちください。

私は、家族をがんで亡くし
どうしてなんだろう?と思うことを、ずっと疑問に思っていた。
専門職には、
専門職として勉強してきた範囲の中でしか考えられないし
たとえ、患者に聞かれても、越境してはいけないから
絶対にこたえられない範囲がある。

でも、患者側は、本当は、そのへんのことが聞きたい。

何も資格がないのに、電話相談なんて大それたことを始めた。
不安はいつも付きまとい、だから、最初は、踏み込んだことを
一切言うこともなかった。
一生懸命勉強をして、ほんの少しアセスメントとか記録がわかるようになって
今は、もう少し、ちゃんとした相談支援ができてきたと思う。

でも、本当は、もっと勉強がしたい。
でも勉強の場は、専門職には開かれているけど
患者や患者家族の立場でしている人たちには開かれていない。
患者支援組織が独自に作っているが、充実しているわけではない。

ピュアを始めてから、ずっと走り続けてきた。
服部医師と作ろうとした会。
服部医師が生きていれば、もっと違う角度から提言できたかもしれない。

今の世の中を変えていくのには、何が必要なのだろう。
今の日本に必要なもの。
ただの市民の目線で感じるものを、
専門職にもわかるように伝えられることはできないのかな。

答えはどこにあるのだろう・・・。

2008年12月11日木曜日

終末期医療のあり方に関する懇談会

by藤田敦子です。

終末期医療のあり方については、
●昭和62年~「末期医療に関するケアの在り方の検討会」
●平成5年~ 「末期医療に関する国民の意識調査等検討会」
●平成9年~ 「末期医療に関する意識調査等検討会」
●平成14年~「終末期医療に関する意識調査等検討会」
●平成19年~「終末期医療の決定プロセスのあり方に関する検討会」

が行われている。
話し合われてきたことは、下記である。
① 終末期医療に対する関心
② 終末期医療の在り方
③ リビング・ウィル
④ 医療現場の悩み
⑤ 終末期医療体制の充実について

今年から、「終末期医療のあり方に関する懇談会」がはじまり
後期高齢者医療制度の反省からか、患者の立場の人も入っている。
っというか、今まで、入れないで話し合っていたのが不思議である。
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/10/s1027-12.html

この第2回が、12月15日(月)に開催される。

昨日、上智大学で下記が行われた。
「日本における生命倫理―社会的合意、行政倫理指針、キリスト教倫理」

ここに行ってわかったことがある。
患者の立場で意見を言うことは、自分の言葉で背伸びをしないこと。
私は学者でも、医師でも、行政でもない。
家族の視点で、患者と家族の思いを話せばいい。

ただ、ただ、望むのは、
『患者の苦しみに関心をもってほしい、緩和ケアを充実して』
っということだ。
先日亡くなった俵萠子さんが日ごろから言ってた言葉だ。

資料はすでに送ったから、
これからじっくりと話すことを考えて、打ち込みしようと思う。

第2回の開催についてはこちらです。

・第2回終末期医療のあり方に関する懇談会の開催についてhttp://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=134011

2008年12月1日月曜日

第4回がん患者大集会が開催されました

by藤田敦子です。

本日、第4回がん患者大集会が開催されました。
私は、国立がんセンターへ行き、緩和ケアの啓発であるオレンジバルーンを
ひらひらさせて、参加をしてきました。受付で持って行くようにと指示を受けたのですが
緩和ケア医に「ありがとう」と言われ、なんだか、ちょっと嬉しかったです。
全国がひとつになった気がして、参加してよかったです。

都道府県ごとの成績が発表されました。千葉県は、まあまあというところでしょうか。
そんなに予算としては高くはありません。
でも、まあ、がんばっているほうでしょうか。

下記は、今日の放映です。すぐ、消えてしまうでしょう。
これから、私達は何をしていくべきなのか、考えさせる大会でした。

がん患者がテレビ会議の集会http://www3.nhk.or.jp/news/k10015697581000.html
11月30日17時57分

がんの患者や家族が、がん医療のあり方を考える集会が、30日、全国各地をテレビ会議システムで結んで開かれ、どの地域でも患者に合った治療を受けられるよう、国や都道府県が積極的に取り組んでほしいと訴えました。「がん患者大集会」と名付けられたこの集まりは、東京・中央区の国立がんセンターなど全国9つの会場をテレビ会議システムで結んで開かれ、がん患者や家族、それに医師などあわせて1500人余りが参加しました。国はがんの死亡率を10年以内に20%下げることを目標に掲げ、各都道府県は病院の整備など地域に応じた対策を進めるよう求められています。しかし、集会では各地の患者から「十分な治療を行ってくれる病院に通うためには数時間かかる」とか、「痛みを取り除く緩和ケアを受けられる病院が近くにない」などといった意見が相次ぎました。また、がん対策の予算は、最も多い県と少ない県で150倍以上の差があることなどが報告され、都道府県の間で取り組みの格差があることが課題になっています。このため、集会では、拠点病院の整備をいっそう進めるなど、どの地域でも患者に合った治療を受けられるよう、国や都道府県が積極的に取り組むことを求めるアピールを採択しました。

2008年11月21日金曜日

総務省に船橋の地域福祉計画が☆

by藤田敦子です。

昨日は、乳がんのことを書いたせいか、今日の電話相談は、
乳がん患者さんが多かったです。
改めてみたら、視診と書いちゃった。いえ、触って調べました。間違い。

さて、今日は、「船橋市地域福祉計画推進委員会」がありました。

船橋市は、平成15年から2年かけて、「地域福祉計画策定委員会」を作り、
私は、副委員長を努めました。
その後も、地域福祉計画推進委員会を設けて
公助として、市の全施策に対して提言し
また、共助は、市社協がしているので、そこにも提言をしてきました。

来年度、計画の見直しをするために、それに対しても意見を述べました。

今後は、新しく「地域福祉計画改定委員会」が作られ、
その委員の人たちが、引き継いでいきます。
長かったようで、あっという間でした。

最後に嬉しいことがありました。

総務省が声をかけ、各市町村から1842事例が寄せられた中で
「市町村の活性化新規施策」の200事業の中に選ばれました!!
http://www.soumu.go.jp/s-news/2008/pdf/080929_1_07_07.pdf

すごいです!!
もっと、船橋市地域福祉計画には、誇れることはいっぱいありますけど、
自分が委員として関わったことが、表彰されて、うれしいです。

2008年11月20日木曜日

乳がん検診は痛くない

皆さんは、乳がん検診をしていますか?

あまり大きな声で言えませんが
なんと、生まれて初めて乳がん検診をしちゃいました。
っといっても、まだ、視診だけですけど。
(一応、弁護で、自己検診はしていました)

私の住んでいる市では、初めてやる人、検診をしなくなって2年空いた人は
市の保健センターで集団検診になっています。

あんなに時間がかかるとは思いませんでした。
12時30分に行って、マンモグラフィの予約をして
13時30分から、医師からの検診とか乳がんとかの説明があり
そして、一人ずつ、視診があります。100人近くいました。
乳がんQ&Aを1冊くださったので、これを読むと、先の説明は
いらないのではないかと思えてきます。

ぐいぐい押されて痛い!と聞いていたのですが
ぜんぜん、優しくなぞるような感じで、痛くもなんともありませんでした。
あれなら、毎回、受ける気になります。

でも、問題はこれからですね。
マンモグラフィは、人によっては、痛いそうです(泣)

あと、思うのは、なんで一日で終わらないんだろうということ。
例えば、午前中に説明にして、午後に視診にしてくれれば
一日で終わるのに・・・。
マンモグラフィの時間は、たったの5分だって。
そのために、また休みを取って、時間を作り
そして、その結果を聞くには、1か月もかかるなんて・・・。

このご時世に、なんとかならないものか、と思いました。
マンモグラフィの受診率が10%なのもわかるような気がします。
1か月に2日しか予約日がなくちゃ、なかなか受けることもできませんよね。
次回からは、自分で病院を選んで行くので、もっと回数はありますけど。

会社勤めをしている人がうらやましいです。
自分で行く病院を探して、予約を取って、その日に出かけて
結果を聞くのに時間がかかる市町村検診か
高値の花の人間ドックしかないなんて・・・。
考えるだけで、頭が痛くなっちゃいますね。フー!!

2008年11月18日火曜日

NPOピュア がん撲滅チャリティコンサート2008

NPOピュアも実行委員になっている
中外製薬Presents がん撲滅チャリティコンサートが今年も開催されます。
―山田邦子団長ほかスター混声合唱団が歌うよ―

「がん撲滅チャリティスター混声合唱団 クリスマスコンサート in 横浜」
日 時:2008 年12 月23 日(火)15 時開演
場 所:はまぎんホール ヴィアマーレ
出 演:山田邦子団長ほか、スター混声合唱団のメンバーの中より出演者が登場します
主 催:ニッポン放送、2008 横浜がんチャリティ実行委員会
後 援:財団法人日本対がん協会
企画協力:スター混声合唱団
特別協賛:中外製薬株式会社
チケット:1,000 円(税込)当日11 時より座席指定券に引き換え

お問合せ・購入先:ちけっとぽーとTEL:03-5403-3330(平日10~19 時)

<イベントの内容>
・第一部:山田邦子さんによるトークです。スター混声合唱団のメンバーにも参加をいただき、闘病経験など、自分達が病とどう向き合ってきたのかをテーマに「命を輝かせるということ」、「手に入れた生きる喜び」、「病と向き合うということ」などについて語っていただく予定です。

・第二部:スター混声合唱団によるコンサートです。クリスマス・メドレーや客席も一体となった歌遊びなど楽しいステージを繰り広げます。

<『2008 横浜がんチャリティ実行委員会』参加23 団体>1、2の3で温泉に入る会/エバースプリング/NPO 法人女性特有のガンのサポートグループオレンジティ/癌と共に生きる会/財団法人がんの子供を守る会/NPO 法人キャンサーネットジャパン/NPO 法人グループ・ネクサス/NPO 法人ジャパン・ウェルネス/がん患者会 シャローム/網膜芽細胞腫の子供を持つ親の会 すくすく/卵巣がん体験者の会 スマイリー/ピンクリボンの会 ソフィア/ソレイユ/がん患者と家族・遺族の会 どんぐりの会/千葉乳がん患者の会 ねむの会/NPO 法人パンキャンジャパン/ NPO 法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア/NPO 法人ブーゲンビリア/NPO 法人乳がんサポートグループ VOICE/NPO 法人HOPE★プロジェクト/声を聴き合う患者たち&ネットワーク VOL-Net/山梨まんまくらぶ/リンパの会

2008年11月2日日曜日

ふなばし健康まつり2008

by藤田敦子です(NPOピュア)。
今日は、「ふなばし健康まつり2008」に実行委員として出展してきました。
この「まつり」は、第4回となり
ふなばし健やかプラン21の時に、このプランを実現させるために
市民運動推進会議が生まれて、ここには、船橋市医師会や船橋歯科医師会
船橋薬剤師会、船橋栄養士会、千葉県看護協会、船橋青年会議所、社協、
自治連など、そうそうたるメンバーが入っています。

ピュアは、船橋市立医療センターにボランティアとして、今年から入ったので
このまつりにも初参加でした。
お祭りの面もあり、フリーマーケットや模擬店、健康体操、赤ちゃんダービーなど
たくさんの人が、家族で来ていました。
ピュアは、体育館の中で、出展ブースをもらい、1面は、ピュアの在宅緩和ケア、
もう一面は、国立がんセンター情報センターの冊子などを並べて、
がん情報全般をお届けしました。

初めてだったので、ブースを空にして、他を見ていたので
全部の人数はわかりませんが、何がなく、冊子を手にしながら
ご自分のがん体験を話す人、検診のこと、そしてご家族の看取りと
本当に様々なお声を頂きました。
挨拶に来られた市長にも、「もっとがん情報を充実してほしい」とお伝えできました。
いろいろな団体とも、交流が深まり、
この「まつり」への参加は、とても有意義なものになったと感じています。
「がん」のことを、病院の中だけでなく、もっと地域に広げていきたいです。

2008年9月23日火曜日

がん政策サミット2008開催

by 藤田敦子です(NPOピュア)。

昨年度も開催された
全国から、都道府県がん対策委員が集まり
好事例の発表や厚生労働省、国会議員の方々と一緒に
今後のがん対策について話し合う
がん政策サミット2008が
9月27日(土)、28日(日)に東京で開催されます。

千葉からは、最強メンバー3委員が参加します。

あけぼの千葉代表の齋藤とし子さんは、
千葉県がん患者大集合2008の実行委員長であり
千葉県のがん対策の患者委員の代表であります。
様々な取組も、患者会でされていて
患者会の老舗でもあります。

支えあう会アルファ世話人の野田真由美さんは、
ブログの中では、超有名人であり
また、千葉県がんセンターのピアカウンセラーとしても
活躍されています。
アルファも、早くから、電話相談や患者サロンを作られていて
患者会では、老舗の中の一つです。
最近、代表が変わられて、世話人体制になったようです。


そして、ピュア代表の藤田敦子(私)は、
がん対策基本法を成立させるために 厚生労働省や国会へ足しげく通い
緩和ケア・在宅ケアに関して、
厚生労働省のがん対策の推進に関する意見交換会で
緩和ケア病棟を症状マネジメントや相談・研修機能を
持たせること、外来での緩和ケアをもっと充実させることを訴えました。
他にも、リンパ浮腫の現状を、画像を入れて訴え、
患者が望む情報提供のあり方
在宅緩和ケアを先進的に進めている場所の紹介など
たくさん、思いを込めました。 →発表した内容(PDF)
今年の7月には、幕張メッセで医療・福祉関係者などの全国大会
開催し、大会長をしました。

っと、自分だけ、つい力が入りますね(笑)
大ベテランのお二人に教えて頂きながら、
緩和ケア、在宅ケア、情報の分野での充実を訴えていきます。

がん政策サミットについては、まだ公開情報がありませんが
主催者のHPで、ご確認くださいね。
昨年の12月に、第1回が開催されました。

日本医療政策機構 市民医療協議会
    がん政策情報センター
Web: http://ganseisaku.net/
    http://www.kanjakai.org/

2008年9月10日水曜日

東北★ホスピタルライブ2008夏 松尾貴臣さん

by 藤田敦子です(NPOピュア)。

千葉大会のイメージソングの松尾貴臣さんですが引き続き、研究会の冠をつけて全国で発信を続けております。さすが、ホスピタリティに富む地方は違いますね。行った先々で、記事になっております。松尾さんから送られてきた内容を記載しました。

10月11月と、全国を回るようです。もし、お声をかけてくださるところがございましたらぜひ、お願いいたします。ちなみに、スケジュールは下記になっております。http://www.omitaka.com/live/topics.html

ご連絡は、剛腕マネジャーの私か(笑)、本人に直接お願いいたします。
全国をオレンジ色に染めるのが、夢だと言っていました。
東北では青森、それに北海道が行っていない土地です。

9月15日のリレーフォーライフ新横浜で、NHKラジオの取材がありそこで歌うとか言っていました(これはわかりませんが・・・)。MOMOさんのチームと一緒です。  

松尾さんから伝言。

東北ツアー大盛況御礼!
今回は秋田⇒山形⇒岩手の全6箇所にて歌って参りました。
また11月に歌いに行きます!!
山形・朝日町と岩手・北上でのホスピタルライブの模様が記事になりました。
■山形新聞 2008年8月27日(水)
http://www.omitaka.com/pdf/20080827yamagata.pdf
■岩手日報 2008年8月30日(土)
http://www.omitaka.com/pdf/20080830iwate.gif
■河北新報 2008年9月1日(月)http://www.omitaka.com/pdf/20080901kahoku.gif

10月11月は東北から九州まで全国ツアー開催!
そしてそして!10月、11月はまた日本全国を飛び回ります!奔走します!ファーストアルバムを引っさげて全国行脚する予定です。
10月は大阪・愛媛・高知・滋賀・広島。11月は福岡・佐賀・長崎・熊本・山形・愛知と現在決まっています。これからもっと決まっていく予定です。
最高の年越しが出来るように10月11月は全国を歌い回ります☆

以上でした。よろしくお願いします。
松尾さんのホームページは、下記です。
http://www.omitaka.com/

2008年9月9日火曜日

家での死を考える 千葉で日本ホスピス・在宅ケア研究会

by 藤田敦子です(NPOピュア)

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉は、
日本財団の助成を頂き 開催いたしました。

日本財団のブログで、大会のリポートがありましたので
紹介いたします。

家での死を考える 千葉で日本ホスピス・在宅ケア研究会
がんなどの末期の患者が在宅療養をするには地域がどう支えていけばいいか-をテーマにした日本ホスピス・在宅ケア全国大会が12、13日の両日、千葉市の幕張メッセで開かれた。16回目の大会は医師、看護師、NPO関係者ら多数が参加、患者が自宅で「最期の時」を迎えるまでの在宅ケアの在り方を中心に意見を交換した。(写真:大会が開かれた幕張メッセ)
大会は特別講演やパネルディスカッション、各部会に別れた講演など多岐にわたり、初日の特別講演と対談にはノンフィクション作家の柳田邦男さんが登場、東京都墨田区の「ホームケアクリニック川越」院長の川越厚氏と「在宅ホスピスケア20年を振り返って」というテーマで語り合った。川越氏は東大講師だった39歳の時に大腸がんになり、死を意識してから在宅ケアの道に入った。川越氏によると、1950年当時は、がんなどの病気でも約89%は、自宅で息を引き取ったが、2003年には13.4%(がんは6%)と激減、病院で死ぬことが当たり前になりつつあるいう。

以下、こちらからお読みください。http://blog.canpan.info/koho/archive/473

2008年9月1日月曜日

癒しのサポート 在宅がん緩和ケアボランティア養成研修2008

by 藤田敦子(NPOピュア)です。

今まで千葉大会を中心に発信しておりましたが、今月から、ピュアの活動や緩和ケア、終末期ケア、がん対策、コミュニティケアなど藤田の日常活動も含めてお届けします。

イメージソングの松尾貴臣さんにも、千葉大会後に、全国でホスピスライブを展開していますので、引き続き、ブログに登場して頂きますね。

まず、ピュアの活動から。

NPO法人「ピュア」は、地域で在宅療養をしているがん患者と家族をサポートするため、在宅ホスピス電話相談やガイドブック発行などを行っています。
千葉県では昨年、千葉県がん対策推進計画を策定し、全体目標として、「がん患者とその家族は、医療関係者のきめ細かい医療・看護と、介護関係者、ピアカウンセラー、ボランティア等の支援を受けて、がんと向き合いながら、生活の質を維持向上していきます」と定めています。がん患者とその家族が、安心して住み慣れた地域で生活するためには、在宅緩和ケアを行う人材の育成が必要で、家族の負担の軽減のため、レスパイト等福祉サービスの利用やボランティアによる支援を推進することが大切です。また、がん医療を担う医療機関は、ボランティア等の協力を得て、癒し効果が期待される取り組みに努めることも大切でしょう。
このたび、10月から11月にかけて、千葉大学西千葉キャンパスにおいて、がん患者と家族の身体的・精神的な痛みについて学び、地域での在宅療養を支援するボランティアを養成するため、「在宅がん緩和ケアボランティア養成研修」を開催します。
 このボランティア養成研修は、がん患者と家族に対してボランティアを始めようとする方の第一歩として、また医療機関や在宅でボランティア活動をしている方の緩和ケア研修として開催します。詳細につきましては、別紙をご参照ください。


日程:10月18日(土)、25日(土)、11月8日(土)、23日(日)、29日(土)全6回
時間:13:00~16:00、11月8日のみ一日(10:00~12:00、13:00~16:00)
場所:千葉大学西千葉キャンパス 総合校舎E棟4階公共研究センター内
定員:20名、受講料:無料
受講資格:全回出席可能で、ボランティアを志す県民
申込方法:別紙に氏名、住所、連絡先、受講動機を記入しFAXまたはメールにて下記へ
ピュア事務局 FAX 047-448-7689 
主催:千葉県/NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア 
詳細はこちら

2008年8月24日日曜日

終末期ケアへの理解深めて 日本ホスピス・在宅ケア研究会


by 藤田敦子です。ひさびさの投稿ですが、千葉日報 2008年7月13日(日)の記事を記します。

日本ホスピス在宅ケア研究会 初の千葉大会でシンポ「福祉・医療連携で患者支援を」 

終末期やがんの緩和ケアの在り方を考える「第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会・千葉大会」(日本ホスピス・在宅ケア研究会主催、千葉日報社など後援)が12日、千葉市美浜区の幕張メッセ国際会議場で開幕した。大会では医療関係者らによるシンポジウムなどが行われ、特別講演では近藤克則・日本福祉大学教授や広井良典・千葉大学教授らが終末期ケアの現状や課題を指摘した。県内での開催は初めて。 

 冒頭あいさつで藤田敦子大会会長は「高齢社会で自宅での療養が重視される中、政府の医療施設や支援は複雑化し、一般市民が内容を把握していないのが実情」と指摘し、「この大会が理解が深まる手助けになれば」と話した。 

 同大会には医療、福祉関係者や一般市民ら約3千人が出席した。国際会議室では、広井教授と近藤教授が在宅終末期ケアの現状と課題を説明。藤田大会会長とともに座談会を行った。 

 近藤教授は「在宅ケアを望む終末期患者は多い」としたうえで、「病院での病状緩和ケアを望む人がいるのも事実。(医療、介護の)現場には在宅死か病院死かという結果でなく、ケアの過程にこだわった質の向上を目指してほしい」と呼び掛けた。 広井教授は地域社会や経済状況などの観点から緩和ケア議論を展開し、「地域に根差す高齢者は増えており、在宅ケアの充実には人が集まる地域コミュニティーの存在が必要不可欠」と分析した。 

 講演後の座談で近藤教授は、「まだ福祉と医療の連携体制はできていない。医療機関は救命事業だけでなく、在宅ケアを望む患者への支援や、福祉施設との協力体制を拡充させてほしい」と述べた。

 記者会見で藤田大会会長は「市民に在宅・緩和ケアを得心してもらい、医師に要望を出しやすい状況をつくることで、日本の医療、福祉機関がより良くなることを期待する」と展望を語った。 同大会は今日13日まで開催され、シンポジウムや特別講演が行われる。


2008年7月18日金曜日

千葉大会、無事に終了しました

松尾貴臣です。

久しぶりの投稿となりましたが、先日の土日、7月12日と13日に無事に「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」が幕張メッセにて開催され、大盛況のうちに幕を閉じました!


関係者皆様、本当にお疲れ様でした!!


いやいや、僕は開会式と懇親会と閉会式と歌わせていただいたわけですが、全体を通して非常に参加者の意識の高い充実したイベントだったように思います。

いっぱい学ばせていただきました。
たくさんの方々と出会うことができました。

(開会式の様子)


すごく楽しい2日間でした。

まぁ、僕が楽しんでいる間にたくさん働いてらっしゃった方がいたわけなんですが^-^;;

歌うたいとしていい仕事が出来たのではないかと思っています。


(懇親会でスピーチをなさっている堂本暁子千葉県知事)



参加した大学院生のコメントを他のブログから拝借しました。

======================
大会の全体的な印象としては。終末期医療を様々な角度からとらえているな、とみんな本気で考えているな、と感じました。患者さま視点。そしてそのご家族の視点。さらにその方たちを支える人・地域の関わりかた。それぞれの立場からの一方方向の問いかけのみで終わらせていないところがよかったです。『気持ちに寄り添ったケアを。』これはどの立場でも共通の願いってか、想い。ヒトの人生なんて、テストのように正しい正解ないでしょ。だからときにアツくぶつかるんです。感情的にもなりますよ。だって、真剣だから。今の現状を肌で感じることができた講演ばかりでした。
=======================
円をまた円で囲む。ぐるっとまた囲む。さらに囲む。もっかい囲んじゃえ。もっと囲んでしまえ。たぶん、これがケアの理想図なんじゃないかな。ひとりじゃないんだって、頼っていいんだって思える関係。
=======================
私に残された時間はまだ明確にはわからないけど。遺してもらった時間はしっかり生きようと思いました。
=======================

(閉会式の様子)



本当に皆様ありがとうございました。藤田さん初めスタッフの皆様お疲れ様でした。
とても貴重な体験をさせていただきました。

今後も精力的に全国展開をしつつ頑張って行きたいと思います!

2008年7月11日金曜日

「ホスピスケア」考える全国大会 明日から幕張で

朝日新聞朝刊千葉 平成20年7月11日

 がん緩和ケアを柱に全国で医療・福祉に携わる専門職と市民1千人余が集う「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉」が、千葉市美浜区の幕張メッセで12、13両日に開かれる。地域コミュニティーの場でのホスピスケアをテーマに35の講演、シンポジウム、分科会が行われる。

 大会の会長は、県内で在宅医療を望む患者・家族の支援を行っているNPO法人ピュアの藤田敦子代表。がん対策基本法の成立で、がん診療連携拠点病院を核にした在宅療養が充実した半面、地域の受け皿となる医師、看護師、ヘルパーは大幅に不足している状況だ。終末期を支えるために創設された在宅療養支援診療所も、県内の自治体の中には1カ所も機能していないところも少なくないという。

 大会1日目は、緩和医療を20年以上実践し日本のホスピスケアをリードしてきた山崎章郎医師、川越厚医師らの講演などがある。また、コミュニティケア部会では、遺族や看護師らが患者の最期の10日間を支えた実体験を語り、子ども共育部会では虐待や不登校、我が子の死などと向き合う人たちがメッセージを交換する。

 当日参加が可能。藤田代表は「現場で先駆的に頑張っている人たちの思いを聞き、最期まで在宅で安心して過ごせることを知ってほしい」と呼びかけている。問い合わせは同大会事務局(047・326・9622=医療法人恵隆会内)へ。

*大会URL http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

終末期ケアやがん緩和ケアのあり方を考える全国大会

by藤田敦子(NPOピュア)です。

後2回寝ると、幕張メッセで全国大会が開幕します。

現在、国の施策の方向は、病院だけでなく、在宅や介護施設での看取りを可能にする方向へ進んでいます。その方向は、私たちも望んだ方向ではありますが、高齢者世帯や独居世帯の増加の中、十分な緩和ケアを受けて、安心して穏やかな最期を迎えられる体制になっているのでしょうか?終末期ケアを実践している現場の声や患者や家族の思いは、十分反映されているのでしょうか?「がん難民」「介護難民」になってはいないのでしょうか?

柳田邦男、川越厚、山崎章郎、中川恵一、近藤克則、広井良典、藤田敦子、厚生労働省宮島俊彦などが、終末期ケアのあり方や課題を講演します。他にも「施設でのターミナルケア」や「遺族ケア」など医療・福祉の実践者からの発表や患者会からの提言など、多方面から問題を考えていきます。

申し込みは、当日、会場1階当日受付へお越しください。
2日間6,000円、1日3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円
日時:平成20年7月12日(土)、13日(日) 9時から
幕張メッセ国際会議場(千葉市) 043-296-0001(代)
お問い合わせは、千葉大会実行委員会事務局 TEL047-326-9622
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

7月12日(土)12:20~12:50 2階国際会議室にて記者会見を行います。



7月

2008年7月6日日曜日

ホスピス在宅ケア全国大会の部会ってなに?

by 藤田敦子です(NPOピュア)。

日本ホスピス在宅ケア研究会の特徴に、部会があります。
今回、千葉大会には下記が参加しています。

12日

患者会部会「患者会にとってのがん対策推進計画」

コミュニティケア部会
「在宅ホスピス実践シンポ―最後の10日間!どう支えるか」

スピリチュアルケア部会「死にゆく人との会話」内布敦子ほか

グリーフケア部会
「遺族の気持ちと遺族ケアについて一緒に語ろう考えてみよう」

子ども共育部会「子どもの命を育む大人たちに伝えたいこと」

13日

介護福祉部会「認知症ケアPartⅡコミュニティで支えよう!~コミュニティにおける認知症ケアの実践から~」

看護部会
「三者(患者・家族・医療者)のコミュニケーションはとれていますか」

市民部会
「本音で語ろう市民の思い~がん、ホスピス、介護、今困っていること、望むこと~」

自死遺族ケア部会「自死遺族の昨日まで そして明日から」

大きな会場へ参加して知識を深めるのもよし、
部会のような分科会へ参加して、日ごろの活動を深めていくのもよし。
千葉大会は、当日申込もございます。どうぞ、ご参加ください!!

日本ホスピス在宅ケア研究会HP http://www.hospice.jp/

2008年7月5日土曜日

ホスピス在宅ケア全国大会-当日申し込み大歓迎

by 藤田敦子(NPOピュア代表)です。

いよいよ、来週7月12日(土)、13日(日)に終末期の問題を考える
第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉が
幕張メッセ国際会議場(千葉市)で両日9時より開催されます。

この大会は、当日申し込みも大歓迎です。
2日間 6,000円、1日 3000円、学生2000円、高校生以下1000円です。
お申し込みは、当日会場の1階総合受付までお越しください。

大きな催事が展示場であり、会場周辺が込み合うことが予想されますので
お弁当の当日売りを若干行います。
また、18時からの懇親会も空きがございますので、当日お受けしています。

主なプログラムは、下記です。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/leafret_other/chibachirasi2.pdf


7月12日(土) 

「在宅エンド・オブ・ライフケアの課題-全国調査とイギリスでの取り組みを踏まえて」近藤克則氏(日本福祉大学教授)

「これからのケア・社会保障・日本社会と死生観」広井良典氏(千葉大学教授)

「ホスピスケアからコミュニティケアへ」山崎章郎氏(ケアタウン小平クリニック院長)

「在宅ホスピスケアの20年を振り返って」&対談  川越 厚氏(ホームケアクリニック川越院長)×柳田邦男氏(ノンフィクション作家)

「基幹病院と地域医療の連携についての取り組み-がん難民を出さないために」下山直人氏(国立がんセンター中央病院手術・緩和医療部長)

「地域で生き抜くという道を創る」 中山康子氏(在宅緩和ケア支援センター「虹」理事長) 

昼のセミナー「患者さんと家族のペースを重視した緩和ケア-在宅での連携と実践-」藤本肇氏(ふじもと在宅緩和ケアクリニック 院長)

「死別からの共存への心理学」品川博二氏(NPO日本ケア・カウンセリング協会代表理事)

「風の楽器オルガンの調べにのせて・・」トーク&コンサート 鏑木陽子氏(聖ヨハネホスピスケア研究所、音楽療法士、オルガニスト) 石井 賢氏(バス歌手/賛助出演、オルガン提供)

「認知症の方の緩和ケア」座長苛原実氏(いらはら診療所院長)ほか

「小児在宅緩和医療」座長前田浩利氏(あおぞら診療所新松戸院長)ほか 

「アロマセラピーを学びましょう!」所澤いづみ氏(メディカルアロマ&リフレTori代表)実技あり

その他 患者部会、スピリチュアルケア部会、市民部会、コミュニティケア部会、子ども共育部会など

7月13日(日) 

シンポジウム 「新たな局面を迎えた緩和ケア―住み慣れた家での最期は可能か」
座長 宮武剛氏(目白大学教授) 基調講演 宮島俊彦氏(厚生労働省大臣官房総括審議官、11日より 老健局長に就任予定)
俵萠子氏、江口研二氏、大島伸一氏、角田直枝氏、川島孝一郎氏

シンポジウム 「もうひとつの我が家~施設のターミナルケアを考える」座長大熊由紀子氏(国際医療福祉大学教授) 
本間郁子氏、池田徹氏、石井禎子氏、八木秀明氏、佐賀宗彦氏、家族の方

「命と向き合う-日本人とがんと緩和ケア」中川恵一氏(東大病院放射線科准教授、緩和ケア診療部長)

「いのちの授業-苦しんでいる人の前で私たちができること」小澤竹俊氏(めぐみ在宅クリニック院長)

「普通の暮らし、普通の生き方、普通の死」 講演 野沢和弘氏 (応援 土橋正彦氏)          パネルディスカション:伊藤英樹氏、安西順子氏、伊藤真美氏、司会筒井啓介氏

パネルディスカッション「千葉の在宅緩和ケア」 宍戸英樹氏、小林澄子氏ほか

グリーフケア部会、自死遺族ケア部会、介護福祉部会、看護部会、一般演題など

大会イメージソング「きみに読む物語」松尾貴臣さんは、開会式、懇親会、閉会式を予定しています。

当日のお越しをお待ちしております!!

2008年6月21日土曜日

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉への思い

by 藤田敦子(NPOピュア代表)です

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉の大会長をしています。
講師の方や発表される方の内容を入れた抄録集と参加証の発送作業を
6月14日、そして本日21日と行い、その後は会場の準備へ入っていきます。

抄録集へ「思い」を書きました。皆様、ぜひお越しくださいね。

『地域が一体となったホスピスケアの提供を』
                       千葉大会大会長 藤田敦子
                            
 平成20年という歴史ある年に、第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会を千葉で開催できますことを、実行委員一同嬉しく思っております。
 がん対策基本法・がん診療連携拠点病院構想の下、緩和医療は大きな転機を迎えております。患者が痛みで苦しむことのないように早期から緩和ケアを提供する体制が求められ、また病院内の緩和医療の充実だけでなく、退院後や地域医療施設との連携後の緩和医療の充実も必要条件とされ、在宅緩和医療の推進に地域全体で取り組む方向性が、国の施策として示されました。
 また後期高齢者医療制度が発足し、診療報酬も大幅に改定され、入院時から退院時の生活を念頭に置いた医療の提供をと変換が進められつつあります。そして、在宅での看取りについて、在宅療養支援診療所の創設や24時間体制の訪問看護の推進、療養病床削減に伴う受け入れ先としての介護施設や多様な住居の場での看取りが評価されるようになりました。しかし、制度や施策が新しくなるたびに、一般市民にとっては理解が難しく、戸惑うことが多いのも事実です。独居や高齢者世帯の増加など、在宅への流れを不安視する声もあがっています。何が問題で、何ができていないのか、そんなことをもっと患者や家族を含む一般市民も交えて、話し合う場があればと思います。
今まで、『病院と在宅』『医療と介護』の連携が声高に言われていましたが、実際に連携して学会を開催することは少なかったことでしょう。この千葉大会は、医療・福祉に関わる専門職だけでなく研究者や一般市民も一堂に会し、「がん緩和ケア」を柱として、それぞれの実践者からの報告の場を数多く用意しております。また今回一歩踏み込んで、「施設でのターミナルケア」や「認知症」「小児」「家以外の住まい」などをテーマにした分科会もございます。一般演題も全国から集まり、口頭発表とポスター発表の2種類を用意してございます。
千葉大会は、プレ大会として5月に羽田澄子監督の「終りよければすべてよし」を上映して、すべての人に避けられない死に対してどう向き合うのかを問いかけました。そして、イメージソングとして松尾貴臣さんの「きみに読む物語」を通して、『普通の生活の中で、最期までいのちを輝かせて生きよう』と伝えています。
この研究会の特徴である、医師等を『先生』と呼ばない対等な立場での話し合いを多いにして、より良い連携が生まれることを、実行委員一同祈念しております。また、今回初めて、この研究会にいらしてくださった皆様も、どうぞたくさんの場へ足を運んでください。自分は専門職でないからと一歩引くことはありません。ご自分が興味のある場所へ参加をして、交流を深めてください。
最後に、この大会を開催するにあたり、名誉大会長を快くお引き受け下さった堂本暁子千葉県知事に感謝申し上げます。また後援や協賛、寄付を下さった皆様、遠く関西から応援に駆けつけて下さった研究会理事の皆様、とても忙しい中に仕事の帰りに集まって下さった実行委員の皆様、そして、「心を込めておもてなしをしよう」と集まって下さったすべての方々に御礼を申し上げます。
千葉県には、多くの観光地もあり、おいしい海の幸、山の幸もございます。大会とともに、どうぞ『千葉』を十二分に味わって頂きますよう、お願い申し上げます。
(平成20年7月12日、13日千葉大会抄録集より)

千葉大会の内容は、下記を参照ください。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

堂本暁子千葉県知事のあいさつ

by 藤田敦子(NPOピュア代表)です。

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉も
もう1ヶ月をきりました。
現在、実行委員は準備に奮闘中です。

今回千葉大会では、堂本暁子千葉県知事に名誉大会長をお願いしています。
堂本知事から、参加される皆様へのごあいさつです。

ご あ い さ つ
 名誉大会長 千葉県知事 堂本 暁子

去年の「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会」は飛騨高山で開かれました。今年は、千葉で開催されると聞いて、飛騨高山大会の抄録集を開いたところ、「『身体的なケア』から『心のケア』へ、その中でもスピリチュアルな領域への注目が高まりつつある。」という一文が目に飛び込んできました。
さらに「スピリチュアルペインはある。確かにある。そして、それに向かい合ってくれる人たちがいて、初めて絶望の底から患者さん本人の力で這い上がってこられる。そのお顔はくっきりとした輪郭の、凛々しい美しさだ。」とあります。
去年は、「日本スピリチュアルケア学会」が誕生したこともあって、「スピリチュアリティ」が多く語られたのかもしれませんが、ホスピスや緩和ケアは、単に痛みをとること以上に、人間の「生と死の尊厳」を保つことの極限的な世界であると知りました。
京大教授のカール・ベッカーさんは「一昔前までは、家族や親類による介護や看取り、さらに、葬儀やお墓の供養についても、村の人たちが集まって、日本ではやっていたようだ」と語っています。外国の方にこのように指摘されて、私はハッとしました。
なぜなら、子どもの誕生や結婚、葬儀に至るまで、日本人が共有していた精神文化を、私達が失っていることに気付かされたからです。
昭和20年前半の平均寿命は50歳で、死亡原因のトップは結核、次は胃腸炎でした。それから半世紀以上の歳月を経て、いまや医療水準は飛躍的に向上し、日本人は世界に類をみない「人生80年時代」を享受しています。しかし、それは同時にこの長寿社会をいかに健康に生き、どのようにして終末を迎えるかについて各人が考えなければならないということでもありましょう。それは、新しく考え出すことなのでしょうか。本来、日本人が持っていた精神文化を取り戻すことなのかもしれません。
さらに、がんの手術の後などは、予後をどう過ごしたらいいのか、多くの人が悩み、苦しみますが、自分が過ごしたいところ、例えば、それが自宅である場合などは、その患者さんを支える訪問看護ステーションの専門家やボランティアをはじめとしたネットワークなどが不可欠です。
「緩和ケアは死ぬための医療ではない。患者と家族が、良い時を過ごし、明日を信じ、明日を生きるためのケアだと私は信じています」と千葉の在宅ケア市民ネットワークのメンバーは言っています。
今年のテーマ「地域コミュニティの場でホスピスケアを」は、こうした精神に裏付けられているのでありましょう。
本日お集まりの皆様は、患者さんやその御家族に常に寄り添い、一人ひとりの患者さんの時間を輝かせ、そして患者さんを見守る御家族に心の安らぎをあたえるため、日々努力されています。こうした患者さんと御家族の大切な時間をしっかりと支えている皆様方の活動に心から感謝したいと思います。ようこそ千葉にお越しくださいました。心から歓迎を申し上げます。
シンガーソングライターの松尾貴臣さんが、余命半年と宣言された方のお話を直接伺い、命の大切さを表現した「きみに読む物語」を大会で歌うことになっています。

またね バイバイ いつかまた会えるよ
大切なことは 僕は君が好きで君は僕が好き
そんな単純なこと


平成20年7月12日、13日 
第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会 千葉大会抄録集より

2008年6月2日月曜日

地域の医療を守るのは誰か

by 藤田敦子(NPOピュア)です

NHKで「地域の医療を守るのは誰か」という番組がありました。

行政の怠慢、社会的入院、そして利用する市民の意識がテーマでしたが
私は、そこでなく別のところを感激して観ました。

病院でなく有床診療所にして、老人保健施設とデイケア、そして訪問診療
訪問歯科を組み合わせて、住民の【生と死】をしっかりと支えていました。

病院に入院していたころの無口な95歳の男性が、老健へ行って、職員の
働きかけで、いきいきとお話ができるようになり、家族も受け入れを不安視
していましたが、その変わりように安心して、家へ連れて帰りました。
そして、家にただ戻すのでなく、デイケアで状態を見ていき、必要な人は
訪問診療で医療を届けています。
「そうそう、これなんだよね」と思わずにいられません。
病院から、いきなり家でなく、施設とか、がんなら緩和ケアがあり
そこでチョット状態を良くして、そこから家に戻り、日常をデイケアが支えて
そして、入院や入所があれば、どんな人だって、家にいられる。
がんの末期の方が、家に戻られて静かに最期を過ごされている姿もありました。
医療は、その人の生き方に、そっと寄り添うだけ。

今回の千葉大会では、こんな形を多く用意してあります。
12日に「在宅エンド・オブ・ライフケアの課題」
それから「ホスピスケアからコミュニティケアへ」
また、「在宅ホスピスケアの20年を振り返って」
13日は「施設のターミナルケア」「普通の暮らし、普通の生き方、普通の死」
そして「新たな局面を迎えた緩和ケアー住み慣れた家での最期は可能か」

地域の医療を守るのは、自分の生き方を真剣に考える私たち市民の意識も
必要です。また、病院と在宅、医療と介護の連携も大切です。
その一歩として、ぜひ千葉大会にご参加ください。

大会URL http://www.e.npo-jp.net/chibataikai.html

2008年5月21日水曜日

千葉☆ホスピタルライブin千葉県がんセンター

by NPOピュア代表の藤田敦子です

あまりの忙しさに、すっかりブログを忘れてしまいました。スミマセン。
明日はイメージソングを歌う松尾貴臣さんのホスピタルライブがあります。

  松尾貴臣のホスピタルライブ
  日時:平成20年5月22日(木)19時~1時間
  場所:千葉県がんセンター外来ホール

ぜひいらしてくださいね。

2008年5月17日土曜日

ラジオで大会をアピールして来ました!

by貴臣

こんにちは、松尾貴臣です。

先日僕はラジオの収録で東京タワーの近くのスタジオへ行って来ました。

その番組は、全国のおやじたちに元気を!!をテーマにした「おやじの時間」というラジオ番組で、全国6つの都道府県にてオンエアされます。

30分の収録を2回行ったのですが、その大部分が今回の日本ホスピス・在宅ケア研究会にまつわる内容でした。

放送日程はコチラです。該当県にお住まいの方はぜひ聞いてください☆


■青森放送
5月24日(土)・5月31日(土)
AM6:30~7:00
■山梨放送
5月25日(日)・6月1日(日)
AM7:00~7:30
■西日本放送(香川)
5月24日(土)・5月31日(土)
AM8:00~8:20
■大分放送
5月25日(日)・6月1日(日)
AM6:10~6:20
■信越放送(長野)
5月25日(日)・6月1日(日)
AM7:50~8:00
■北海道放送
5月25日(日)・6月1日(日)
AM5:00~5:10
よろしくお願いします!

2008年5月4日日曜日

認定看護師の更新学習を

by 藤田敦子(NPOピュア代表)です。

「終りよければすべてよし」の映画上映は、市川が終わり、
11日の千葉大学を残すだけになりました。
千葉市でははじめての上映です。お見逃しなく。

さて、今日は、「認定看護師」について、ちょっと触れたい。
日本看護協会は、特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を用いて、水準の高い看護実践ができ、看護現場における看護ケアの広がりと質の向上をはかるために、様々な分野で認定看護師を出している。
試験に通って、無事に認定看護師になっても、更新のときに指定がある学会などで勉強を継続していないといけないようだ。

日本ホスピス・在宅ケア研究会が加算対象になっている分野は
下記3点である。
緩和ケア
がん性疼痛看護
訪問看護

今回、千葉大会では、十分期待に応えられるプログラムになっていると思う。
新しいチラシも出来ました!!
今すぐ、下記をクイックして、内容を確認してくださいね。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

2008年4月9日水曜日

「終わりよければすべてよし」映画上映

byNPO法人「ピュア」藤田敦子です。

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉のプレ大会として、
「終わりよければすべてよし」(羽田澄子監督)の映画上映を企画しました。
病気や事故は自分が予定するものでなく、ある日突然目の前にやってきます。
その時に問われるのは、「あなたはどうしたいのか!」なのです。
またそれは、自分だけでなく、親や子どもに対しても同じなのです。
「あなたはどうしたいのか!どう生きていきたいのか!」
自分の死生観がなければ、この先の困難を乗り切ってはいけないでしょう。
さあ、映画を観て、ほんの少し、自分の生き方を見つめてみませんか?

日程は、
5月3日(祝)11:00、14:30、18:00 市川市市民会館(JR本八幡駅ほか)
5月11日(日)11:00、14:30 千葉大学法経学部105教室(JR西千葉駅ほか)

料金は、自由席1000円(税込み)、要申込(当日可)
時間129分、入場は開始30分前からです
事前申込は、なるべく FAX047-448-7689 にて

チラシはこちらからダウンロードください。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/leafret_other/chibaeiga.pdf

【映画のちらしから】
すべての人にとって、絶対に避けられないのが死です。 しかし 自分が
どのような死を迎えるかは誰にもわかりません。現在、殆どの人が
病院で死を迎えています。 自宅での安らかな死を望んでも、往診して
くれる医師も 少なく、難しい状態です。
この映画は日本での先進的な在宅医療、さらにオーストラリア、スウェー
デンの状況も取材し、終末期医療が緊急課題であると問いかけています。

2008年4月7日月曜日

ホスピスの風-内藤いづみさんと秋山正子さん

by NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。

今日は、日本財団 春の交流会2008へ行って来ました。
日本財団による千葉大会の助成が決まり、やはりここは
しっかりと御礼とアピールをしなくてはと
まだ腫れがある足を気遣いながら、東京赤坂へ!

でも、まあ、さすが日本財団。 政治家や企業がずらり。
私など片隅でひっそりと思ったら ホスピス関係者を発見!!
でも、チョービッグなお二人。
一人は。ふじ内科クリニックの内藤いづみさん
在宅ホスピスに関する著書を多数出されているので、皆さん知っていますよね。
実は、内藤さんは日本ホスピス・在宅ケア研究会の理事なのです。
格は全然違いますけど、同じ理事ということで、「さん」でお声かけしました(笑)。

もうひとりは、訪問看護の草分けである白十字訪問看護ステーションの所長
秋山正子さん。「30年後の医療の姿を考える会」とか白十字ボランティアとか、
訪問看護以外にもたくさんの仕掛けをされています。

赤ワインを飲んで、少しボーとしていましたが、記念に3人で写真を撮りました。

(左から、秋山さん、内藤さん、藤田です)

7月の千葉大会が終わったら、次は例年の2月フォーラムが待っています。
いつもいつも満員御礼なんて、むずかしい・・・。
内藤さんに、2009年2月15日(日)のフォーラム講演をお願いできないかな・・・。
あれもこれも、本当に大変。千葉大会をよろしくお願いします!!

高知にて大会をアピール!

by貴臣

ども、久しぶりの更新です。
今僕は高知県に来ています。人生3度目の高知ツアーです。

偶然縁があり繋がった高知県なのですが、なんと来年の「日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会」の開催地は高知なんです!

皆さんご存知でしたか?


今回の僕の高知ツアーでは、そのことを含め以下のような試みを行っています。


・堂本県知事からのメッセージを携え、尾崎高知県知事を表敬訪問(新聞記事はこちら
・1週間で4箇所の病院・福祉施設にて慰問ライブを開催
・がん患者会「一喜会」のお花見ライブに参加し「きみに読む物語」などの歌を披露


すごく充実しています!
改めて、MOMOさん、支えあう会α、そしてピュアとの出会いに深く感謝します。

自分の音楽活動に新たな息吹を吹き込んでくれました。


まだ高知ツアーは残っています。最終日には高知大会の中心人物、山口龍彦先生のいらっしゃる高知厚生病院でも歌って来ます。頑張ります!

2008年3月28日金曜日

日本ホスピス・在宅ケア研究会の千葉大会演題募集中!

byNPOピュアの藤田敦子です。

今日は2本立て(っというか、さぼりすぎでした)
7月12日、13日の千葉大会は、只今演題を募集しています。残り後3日です。

第16回 日本ホスピス・在宅ケア研究会 全国大会 in千葉
一般演題募集のお知らせ (締め切り延長 3月31日(月)まで)

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会 全国大会 in千葉において、日頃の活動、実践、研究の発表をご希望の方は下記の要項に従って御応募ください。発表の基準に叶っているものであれば、医療福祉関係者、市民、患者など、どなたでも応募できます。

発表の基準:ホスピスケアと在宅ケアの福祉・介護・看護・医療問題を、医療関係者・社会福祉関係者
・市民・患者の皆さんが同じ場で対等の立場で話し合い、そして互いに学ぶための発表。
発表形式はポスター発表(昼1回に変更)、または口演(一題、発表12 分、討論 8 分、計 20 分の予定)です。ポスターか口演かは、採用演題数・内容などを検討し最終的に事務局で決定いたします。
一応、発表形式のご希望も伺いますので、要項にご記入をお願いします。
演題発表内容の区分について該当部分のチェックもお願いします。
発表時間など、当日の発表方法についての詳細は発表決定者に郵送にてお知らせします。

《演題の申込要項》
1. 演題申込締切;平成20年3月31日(3月15日より延長しました)

2. 応募資格;応募はどなたでもできます。

3.演題申込方法;演題申し込みの受付は原則として、E‐mailとファックスのみとさせていただきます。
○抄録の作成  
1.テンプレート(記入様式)を下記研究会のホームページからダウンロードし作成してください。
2.本文は1500字以内で、1ページに収まるようにお願いします。
3.ワードで作成してください。記入方法はテンプレートに説明がありますのでご覧ください。
4.発表形式のご希望、および発表内容分類欄への記入をお願いします。

詳細は下記からダウンロードください。
   日本ホスピス・在宅ケア研究会ホームページ http://www.hospice.jp/

青森県のがん対策で講演しました

byNPOピュア代表の藤田敦子です。

3月22日、23日に青森県十和田市で開催された講演会で発言をしてきました。
もう一人の講演者はすごい人でした。青森県の医療体制を立て直すために、国立がんセンター東病院から招かれた吉田茂昭氏!先端医療についてや青森県のがん対策や医療体制について話されました。

私は、ピュア誕生秘話、千葉県との協働、国への働きかけ、そして家での父の穏やかな死を話してきました。青森では、ボランティアの皆さまや医師会の方々にも、とっても温かな歓迎を受けて、久々に仕事とはいえ、のんびりさせてもらいました。八甲田山は、なかなか見れないそうですが、上手に写っているでしょうか?青森県の現状については、下記の新聞を参照くださいね。すごいです!!


「がん診療センター」設置へ準備着々県立中央病院、4月稼働へ試行態勢
陸奥新報2008/1/1 火曜日
http://www.mutusinpou.co.jp/news/2008/01/370.html 
県立中央病院が2008年4月の本格稼働を目指す「がん診療センター」の設置に向けた準備作業が進んでいる。同院のセンター化は建物を新設するのではなく、既存の病棟を再編し、総合病院の中にセンター機能を設けるという全国的にも珍しい方法。1月下旬には病棟再編の工事が終了、仮試行できる態勢が整うもようだ。地域の総合病院は限られた人員で、がん以外の疾患にも広く対応しなければならない。県病の方法は、限られた資源を最大限活用する現実的な選択として全国的にも注目を集めそうだ。 県病のセンター化構想は「がん」「循環器」「脳神経」の三センターを設置、診療科の垣根を越えたチーム医療で、三大死因のがん、心疾患、脳卒中に対応するもの。 特に県民の死因で最も多いがんには重点的に取り組み、放射線治療や化学療法を含めたチームによる医療を提供。がん相談窓口や緩和ケアの取り組み、同院で扱ったがん情報の蓄積・分析を行い、今後に役立てる「院内がん登録」の充実、他病院との連携体制の構築や情報発信など総合的にがん対策を充実させる。 チーム医療実現のために着手したのが病棟再編。一般病床689床のうち、6―8階にがん診療を主体とする診療科(呼吸器内科、呼吸器外科、化学療法科など)を中心として270床を集約。同様に八階一部を循環器センター、九階一部を脳神経センターとし、病棟を組み直した。 診断や治療方針は、センターとしてのガイドライン的なものを打ち出し、治療の検証なども全体として行うことで、底上げを図る。 陣頭指揮を執るのは2007年4月に国立がんセンター東病院長から赴任した吉田茂昭院長だ。吉田院長は県病のセンター化の手法を「現実的な選択」と話す。がんセンターは新設すると財政負担はもちろん、専門スタッフの確保も厳しい。以前から、破(は)綻(たん)を招かない効率的な経営を行うためには、総合病院内のセンター設置が望ましいと考えていたという。 総合病院はほかの疾患にも広く対応するため、がん以外の異常にも柔軟に対応できるのが強み。同院は今後、総合診療部門を設け、専門外の見落としもないような診療体系を構築していく方針。 しかし病棟再編や職員の意識改革は容易ではない。関係者らは「吉田氏のリーダーシップが大きい」という。 県立病院である県病はほかの自治体病院では対応困難な部分を集約、全県的に対応するのが使命―というのが吉田氏の考え。今回のセンター化で三大死因に対応するのを手始めに、周産期と救急医療の充実、また地域の医療資源をより効果的に活用するための連携についても検討を進める

2008年3月21日金曜日

G20ちば2008記念国際フォーラムで歌って来ました!

by 貴臣

松尾貴臣です。

久しぶりの日記です。

最近は音楽活動においてすごく充実した日々を過ごしています。


その中でも特筆すべきは3月9日(日)に幕張メッセにて行われた「G20ちば2008記念国際フォーラム」で歌ったことです。

初メッセ!!

在宅ケア・ホスピス研究会より先に歌ってしまいました。(笑)


このフォーラムは平たく言えば、環境を考えるシンポジウムです。

僕は堂本県知事の依頼により、大多喜町立老川小学校の小学生が書いた歌詞に曲を乗せ歌うという仕事いただきました。

こういう試みは初めてだったので非常に燃えました!

楽しかったです^-^

出来も上出来だった!のではないかと思っています。

こちらで無料ダウンロードできますので良かったら聴いてみてください。当日の詳細も記載してあります。


今後、この歌を通して千葉県の環境への取組みの活性化に携われたらいいなぁと思っています。


2008年3月4日火曜日

千葉県がん対策推進計画(素案)が公開される

NPOピュア代表の藤田敦子です。東京ドームで行われた世界のらん展へ行って来ました。とってもきれいでした。上の画像は、デイスプレイ大賞をとったものです。

さて、私も委員になり、策定に関わった千葉県がん対策推進計画(素案)が、やっと日の目を見ました。他の県では、患者委員が入ったときにはすでに素案ができていて、そこにただ意見を言うだけのところが多いですが、千葉県は違います。
まず、患者・家族にアンケートをとることからはじめ、案ができるたびに、委員へ送られてきて、毎回6ページぐらいの意見を伝えました。ぎりぎりまで、委員から出た意見を議論して、そしてやっと素案が公開されています。

(仮称)千葉県がん対策推進計画(素案)http://www.pref.chiba.jp/syozoku/b_kouhou/center/pubcom/ichiran.htm

先般行った在宅がん緩和ケアフォーラムでデーケン先生が千葉県へ送られた4つの提言も、この中に入りました。すごいです!最高のフォーラムでした。デーケン先生、ありがとうございます!

①教育:中学や高校で死生観を育み、生と死を考える教育。
②ホスピス・ボランティアの養成。
③デイケア・ホスピスの開設。患者同士の交流ができ、かつ家族は休息が取れ、看病にあたる家族の燃え尽き症候群を避けるためにも必要。
④家族への悲嘆教育。大切な人の死を予期したときから始まる悲嘆へのケア。そして死別後の悲嘆からどのように立ち直るかというグリーフ・ワークについて学ぶ教育。

私もたくさんの意見を伝えています。一番は、がん診療連携拠点病院を二次医療圏にひとつでなく整備していくこと、そして人材の育成、都道府県がん診療連携拠点病院である千葉県がんセンターの強化による治療から緩和ケアまでの一貫した地域と連携したケア体制を作っていくこと。私たちも参加した形での相談体制や情報提供を作ること。窓口を市町村に広げること。患者さんが集えるデイサロンの開設やボランティアの育成。子供たちへのいのちの教育や家族への悲嘆ケアの重要性・・・・。

皆様、パブリックコメントは、3月4日から3月17日までです。どうぞ、多くの意見を寄せてくださいね。

2008年2月24日日曜日

気持ち良く歌わせていただきました!

by 貴臣


松尾貴臣です。先週の在宅がん緩和ケアフォーラムから約1週間が経ちましたが、まだまだ興奮冷めやらぬ感じです。

素敵なステージで、素敵なステージングで大勢の人たちに見守られ「きみに読む物語」を歌うことができました。


スタッフの皆様、見に来てくださった皆様(僕を見に来たわけではないと思いますが。笑)、本当にありがとうございました!

朝早かったですが(笑)、非常にGOOD DAYとなりました!






4月には再度高知へ行きまして、再度病院等でライブを行って来る予定です。

きっとまたひと回り歌心のついた松尾をお見せできると思います。今後もよろしくお願いします!

2008年2月22日金曜日

在宅がん緩和ケアフォーラム続報




NPO法人ピュア代表の藤田敦子です。

すてきなすてきなデーケン先生のお話の余韻にまだ残っている千葉県です。

このフォーラムは、千葉県とNPO法人ピュアの共催で、翌日には、千葉県のがん対策推進計画を策定する委員会が開催される大事な一日でした。今回、国のがん対策に、緩和ケアが入りましたが、緩和ケアの本質に触れることはどこの県でも十分できてはいません。ドイツに生まれて、世界中で生活されて、「死の哲学」を教えてこられたデーケン先生のお言葉が、患者委員のつたない話の数百倍の力を持ち、千葉県に響いて欲しいと思いをこめて、開催致しました。

デーケン先生のお話を聞きたいと、500名入る会場は満席です。思わず、台より前に出て、観客に語りかけるデーケン先生。死生観というとても真摯な内容にかかわらず、ユーモアいっぱいの語り口には、会場からは笑い声が聞こえ、「死を考えることは、どう生きていくかを考えていくこと」という大事なメッセージが伝わってきました。
千葉県は、とてもとても大きなメッセージを頂きました。

デーケン先生、ありがとうございました!

2008年2月19日火曜日

より良く生きるために

ピュア代表の藤田敦子です。

すっかりご無沙汰をし、もうブログをあきらめたと思っている方も多いと思います。スミマセン。
2月17日(日)千葉市文化センターで平成19年度在宅がん緩和ケアフォーラムが晴天の中、無事大成功裡に終了いたしました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。

ここにたどり着くまで本当に大変な道のりでした。申込は順調に伸びましたが、今度は定員500名越えをしそうな勢いで、12日で530名(スタッフ省く)で事前申込をストップしました。それでも申込の電話はやまず、当日キャンセル待ちが30名近くいて、「申し訳ございません」の練習までして、当日に臨みました。やはりというか、1.5割の当日キャンセルがあり、無事に全員席につくことができましたが、当日キャンセル待ちと聞き、あきらめた人もいると思うと、ちょっとやるせない思いがあります。

基調講演のデーケン先生のお話は、なんど聞いてもいいですね。アンケートでも、「感動!」の声が多かったです。死には、4つの死があり、肉体的な死が来る前に、一人ぼっちの社会的な死や、生きる意味を失う心理的な死、そして文化的なことに触れなくなる死があると言われていました。スピリチュアルケアは、人間である限り、誰もが持っているものだそうです。より良く生きるために、音楽療法や芸術療法、読書療法など、なんでも患者自身が好きなことをするのがいいそうです。アメリカのジョン・ウェインは、がんで命がないと知ると、寄付を募り、そしてがん研究の財団を作って亡くなったそうですが、何かを残していくこと、やり残したことがないと思えることも、大事なスピリチュアルケアかもしれませんね。

基調講演やパネルディスカッションについては、また改めて書きますね。

とにかく、フォーラムが終わって、ほっとしました。
そして、7月の千葉大会に向けて、動き出そうと思っています。
また、このブログでいろいろとご紹介していきます。
皆様、よろしくお願いします!

2008年1月25日金曜日

千葉県文化振興課主催の音楽イベント「フェスタ"演(えんじ)、鑑(みて)、語(かたる)"」に出演します!

by 松尾貴臣

2月3日(日)に千葉県文化会館 大ホールにて行なわれる千葉県主催の音楽イベントに出演することになりました。

詳細はこちらです。


もう応募期間は終わっていますが、僕が無料招待券を持っていますので、ご興味のある方はぜひomitaka@omitaka.com までメールをください。


今年は全国いろんなところで歌いたいです!
招待していただける団体を大募集しています!医療関係でも、NPOでも、町内会でもお気軽にご連絡ください^-^

2008年1月7日月曜日

新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か

by藤田敦子

NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。今日は、千葉大会の企画紹介です。
先ず第一陣は、7月13日(日)のメイン企画コンベンションホールで開催されるシンポジウムです。

平成20年7月13日(日) 9:00~11:50 コンベンションホール
「新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か」

がん対策基本法では、緩和ケアを施設でも在宅でも提供しなさいと言っています。そして2008年の診療報酬でも、緩和ケアに対して触れられています。文部科学省の教育プログラムも動き出し、まさに2008年は、「緩和ケア元年」となります。患者の願いは、痛みや苦しみをなくしてほしい、そして普通の生活を最後まで送っていたい、さらに、家にいても介護者に負担をかけたくないでしょうか。すべてのがん患者が、緩和ケアを受けられるように、地域の中で提供できる緩和ケアシステムを作る必要があります。

そして4月から、高齢者医療制度が新たに出来ました。多くの国民はまだ気がついていませんが、これから団塊の世代が高齢者となり、大変な時代がやってきます。手術のために入院をしたくても、多くの高齢者が病院にいて、家に戻ることが出来ないために、第二次社会的入院が起こることも考えられます。また、とても家に帰れる状態ではないと患者側が思っても、退院を迫られてきます。では、どうしたらいいのか。在宅医療の推進は、医療費削減のためだけではないのです。患者は早く入院をしたい、でも退院したくない、でも空きベットがなければ新しい患者を病院は受け入れることはできません。
がんは国民一番の死亡原因になっています。高齢社会を迎えた今、患者を含めて皆がどうあるべきか、何を選択していくのか、それを自らのこととして考える必要が出てきていると私は思います。

緩和ケアのこと、在宅医療のことを、今現在、どのような動きがあり、今後、どう変わっていこうとしているのか。何を変えていけばいいのか。厚生労働省の担当者による基調講演の後、各界を代表する方々にお集まり頂いて、現状報告を頂き、そして全体討論を行っていきます。総合司会は、宮武剛さん(目白大学教授)です。年が明けましたので、これから内容を煮詰めていきますが、今日は、講師をご紹介しますね。皆さん、厚生労働省関係で委員になっている方々ばかりです。司会が宮武さんですから、発表をして終わりなんてことにはなりません。13日に、ぜひお越しくださいね。

企画は、私、NPO法人「ピュア」藤田敦子
司会は、目白大学教授(元毎日新聞社論説委員)の宮武剛さん
厚生労働省をはじめ、たくさんの審議会の委員になっておられます。

基調講演 厚生労働省の担当者(これから、依頼に入ります)

パネリスト
1.厚生労働省
2.患者          がん患者支援機構理事長  俵 萌子氏
3.緩和ケア(学会)  日本緩和医療学会理事長 江口研二氏
4.在宅医療(国)   国立長寿医療センター総長  大島伸一氏
5.訪問看護      日本訪問看護振興財団    角田直枝氏
6.在宅医実践者   仙台往診クリニック院長    川島孝一郎氏

千葉大会については、下記をどうぞ。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

2008年1月2日水曜日

第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in千葉に向けて

by 藤田敦子

NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。
お天気で爽快な元旦を終え、7月12日、13日の第16回日本ホスピス・在宅ケア研究会in千葉に向けて、第一歩を踏み出しました。この全国大会を千葉にと決めてから、ずっと緊張で心も身体もがんじがらめになっています。っというのも、普通は研究会によく参加しているメンバーが2・3人いて、「やろうか」という話になるのですが、千葉にはどうも私一人しかいないようなのです・・・。

じゃあ何故、こんな無謀なことをしようと決意したかというと、それは本物の緩和ケアを広めたいと思ったから。緩和ケアの技術もなかなか現場は忙しくて勉強することはできませんし、福祉や一般の人が参加できる学会がほとんどなく、まだまだ、最期の最期に入る緩和ケア病棟しか知らない人はたくさんいます。なんだか多くの人は緩和ケアを誤解しているようですが、死を悟って、本当に死にたいなんて思う人がいるなんて、私には思えないのです。もしそういう人が目の前にいるのなら、それは【希望】を見失っているからだと思います。希望がないのは、楽しい・嬉しいと思える明日がないから。死を前にして不謹慎ですか?違うと思うのです。

どんな状態でも「明日が来ると信じ、明日も無事に過ぎてほしいと願う」その気持ちをずっと持ち続けられるようにケアを提供することが、緩和ケアだと思うのです。

希望を持ち続けるためには、思いが込められた地域が大切だし、緊張せず安心していられる家(HOME)にずっといたいと思う気持ちに、寄り添って、実現させていくことが必要なんです。

千葉大会は、今、演題募集が始まりました。口演とポスター発表の2つを用意してあります。 千葉大会の詳細はこちらです。最新のプログラムも見れます。
 http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html
もちろん、がんの緩和ケアだけでなく、認知症や難病・小児・障がいをもった人を支える試みも大歓迎です。ぜひ、ご参加ください。そして大会後に、同じ試みを持った人同士、また異文化の人たちのネットワークを築いていってもらいたいと思っています。力不足の大会会長ですが、思いをいっぱい持って実行委員のみんなとがんばっていきます。

実家にて英気を充電中して、1月7日からスタートです。