2008年2月24日日曜日

気持ち良く歌わせていただきました!

by 貴臣


松尾貴臣です。先週の在宅がん緩和ケアフォーラムから約1週間が経ちましたが、まだまだ興奮冷めやらぬ感じです。

素敵なステージで、素敵なステージングで大勢の人たちに見守られ「きみに読む物語」を歌うことができました。


スタッフの皆様、見に来てくださった皆様(僕を見に来たわけではないと思いますが。笑)、本当にありがとうございました!

朝早かったですが(笑)、非常にGOOD DAYとなりました!






4月には再度高知へ行きまして、再度病院等でライブを行って来る予定です。

きっとまたひと回り歌心のついた松尾をお見せできると思います。今後もよろしくお願いします!

2008年2月22日金曜日

在宅がん緩和ケアフォーラム続報




NPO法人ピュア代表の藤田敦子です。

すてきなすてきなデーケン先生のお話の余韻にまだ残っている千葉県です。

このフォーラムは、千葉県とNPO法人ピュアの共催で、翌日には、千葉県のがん対策推進計画を策定する委員会が開催される大事な一日でした。今回、国のがん対策に、緩和ケアが入りましたが、緩和ケアの本質に触れることはどこの県でも十分できてはいません。ドイツに生まれて、世界中で生活されて、「死の哲学」を教えてこられたデーケン先生のお言葉が、患者委員のつたない話の数百倍の力を持ち、千葉県に響いて欲しいと思いをこめて、開催致しました。

デーケン先生のお話を聞きたいと、500名入る会場は満席です。思わず、台より前に出て、観客に語りかけるデーケン先生。死生観というとても真摯な内容にかかわらず、ユーモアいっぱいの語り口には、会場からは笑い声が聞こえ、「死を考えることは、どう生きていくかを考えていくこと」という大事なメッセージが伝わってきました。
千葉県は、とてもとても大きなメッセージを頂きました。

デーケン先生、ありがとうございました!

2008年2月19日火曜日

より良く生きるために

ピュア代表の藤田敦子です。

すっかりご無沙汰をし、もうブログをあきらめたと思っている方も多いと思います。スミマセン。
2月17日(日)千葉市文化センターで平成19年度在宅がん緩和ケアフォーラムが晴天の中、無事大成功裡に終了いたしました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。

ここにたどり着くまで本当に大変な道のりでした。申込は順調に伸びましたが、今度は定員500名越えをしそうな勢いで、12日で530名(スタッフ省く)で事前申込をストップしました。それでも申込の電話はやまず、当日キャンセル待ちが30名近くいて、「申し訳ございません」の練習までして、当日に臨みました。やはりというか、1.5割の当日キャンセルがあり、無事に全員席につくことができましたが、当日キャンセル待ちと聞き、あきらめた人もいると思うと、ちょっとやるせない思いがあります。

基調講演のデーケン先生のお話は、なんど聞いてもいいですね。アンケートでも、「感動!」の声が多かったです。死には、4つの死があり、肉体的な死が来る前に、一人ぼっちの社会的な死や、生きる意味を失う心理的な死、そして文化的なことに触れなくなる死があると言われていました。スピリチュアルケアは、人間である限り、誰もが持っているものだそうです。より良く生きるために、音楽療法や芸術療法、読書療法など、なんでも患者自身が好きなことをするのがいいそうです。アメリカのジョン・ウェインは、がんで命がないと知ると、寄付を募り、そしてがん研究の財団を作って亡くなったそうですが、何かを残していくこと、やり残したことがないと思えることも、大事なスピリチュアルケアかもしれませんね。

基調講演やパネルディスカッションについては、また改めて書きますね。

とにかく、フォーラムが終わって、ほっとしました。
そして、7月の千葉大会に向けて、動き出そうと思っています。
また、このブログでいろいろとご紹介していきます。
皆様、よろしくお願いします!