2009年7月28日火曜日

富士見市民大学 生と死を考える講座

藤田敦子のひとり言―緩和ケア

以前も公民館事業の一こまでお話をしたことがありますが
埼玉県の富士見市民大学の講座でお話をすることになりました。

源氏物語の講座とかレクレーションとか
いろいろ多彩な企画がされていますが、
「おくりびと」の効果で、初めて生と死を取り上げてみたそうです。

前回講演したときは、ちょっと難しい講義だったかなと反省し、
今回は、教養の部分も入れて
お話はやさしく語る形でまとめてみました。
おくりびとの納棺師について書かれた方が
講演されるので、関心はとっても高いみたいですね。

私は、なんと、トップバッター(汗)。
少しでも、緩和ケアや在宅ケアに関心を持っていただき
そして、実際に必要になったときに
どうしたらいいのかを、ほんのちょっと知っていただけると
いいな~と思っています。

死を見つめることじゃないよ。
だれと、どこで、何をして、どんなふうに「生きる」のか
そんなことをほんのちょっと考えるきっかけになれば嬉しいです。

「生と死を考える」
1.生きることを考える・・ここです!!
2.いのちのバトンタッチ・・納棺師の作者
3.死と葬送を考える
4.相続・成年後見制度を考える
5.生と死を見つめて

2009年7月14日火曜日

名古屋ペイン在宅緩和ケアで朗らかに生きよう

藤田敦子のひとり言―緩和ケア


高知でおいしいタタキとお酒、よさこい踊りを堪能して
そして、多くの学びを得て戻ってきました、が今度は名古屋です。

公開講座ですから、誰でも入れます(事前は必要ですが・・・)
今回、15分の時間を頂いておりますが、最近2時間講演が

多くなったせいか、どうも、10分から15分ではさわりしか話せません。

いろいろなことを知ってもらいたい。
在宅のよさもだけど、緩和ケアが変わったことも知ってもらいたい。
東海地方の皆様、ぜひ、いらしてくださいね。


日本ペインクリニック学会&日本疼痛学会


◆日時:7月18日(土)17:00-19:00

市民公開講座「在宅緩和ケアで朗らかに生きよう」
会場:名古屋国際会議場 A会場(レセプションホール)
※会場アクセスはhttp://www.secretariat.ne.jp/pain2009/
 「会場案内」をご覧ください。


◆プログラム【Ⅰ】基調講演 『在宅緩和ケアで朗らかに生きよう』

座長:公立学校共済組合 東海中央病院 院長 渡邊正講師
   :医療法人 聖徳会 小笠原内科 院長 小笠原文雄


【Ⅱ】 シンポジウム座長:渡邊正、小笠原文雄

・訪問看護師の立場より
 医療法人財団愛泉会 訪問看護ステーションえまい 看護師 安藤元美

・くすりと安心を在宅に届ける
 (有)メディフェニックスコーポレーション・薬局つばめファーマシー薬剤師萩田均司

・在宅におけるケアマネージャーの役割
 居宅介護支援事業所 天の星  ケアマネージャー・介護福祉士 西脇伸子

・家族・市民の立場より
 NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア 代表 藤田敦子

【Ⅲ】 総合討論

2009年7月8日水曜日

第17回日本ホスピス・在宅ケア研究会in高知

藤田敦子のひとり言・・がん医療・緩和ケア

2回連続して、7月11日(土)、12日(日)
第17回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in高知
お知らせを入れました。
http://www.fj-t.jp/~hospice/

テーマは
豊かないのち―大切な人と、大切なときを、その場所でー
高知県民文化ホール&高知市文化プラザかるぽーと
二日間6,000円、一日3,000円、学生2,000円、高校生以下1,000円

医療・福祉関係者だけでなく、患者・家族・遺族、一般のご参加も
可能です。ぜひ、ご参加くださいね。

★在宅ホスピスケアの先駆者の講演
岡部健、内藤いづみ、徳永進

★在宅ホスピスを支えるシステムや新しい形
「在宅ホスピスを支えるシステム」
「在宅ホスピスケア~他施設・多職種間でのケアチームの要点と課題」
「街角のホスピス~これからのいろいろなホスピスの在り方」
「がんサバイバーサポートの取組と診療連携」

★スピリチュアルケアやこころのケアの専門家による講演など
朝日俊彦、伊藤高章、奥山輝美、カール・ベッカー、髙木慶子、姫野忠彦
沼野尚美、福嶋好恵、栗原幸江、明智龍男、小澤竹俊、品川博二

★その他
リハビリテーション、子どものターミナルケア、がんの自然退縮
民間医療保険から在宅ホスピケアを考える 、アロマテラピー、リンパ浮腫
自死遺族ケア部会、リビングウィル部会、コミュニティケア部会
スピリチュアルケア部会、グリーフケア部会、子ども教育部会
介護福祉部会、看護部会、セラピューティク・ケア、一般演題

★公開講座(12日午後 県民文化ホール)
アグネス・チャン「みんな地球に生きるひと」

★テーマソング
しまむらかずお「雨があがれば」

以上。
お待ちしております!!




みんなで支え合うがん医療

藤田敦子のひとり言・・がん医療

引き続き、7月11日、12日に開催される全国大会からです。
7月11日は、新しくがん対策協議会の一員になった安岡さん、
そして松浦医師の企画です。

朝からずっとは大変だけど、患者&家族も一緒に話し合う
機会はめったにありません。ぜひ、ご参加くださいね。

第17回日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会in高知
http://www.fj-t.jp/~hospice/

7月11日(土)9:15~10:45 県民文化ホール B会場
「人の痛みに寄り添うために」
講師 伊藤高章 桃山学院大学・日本スピリチュアルケア学会理事
対談 松浦喜美夫 いの町立国保仁淀病院
対談 安岡佑莉子 高知がん患者会「一喜会」

7月11日(土)10:45~12:15 県民文化ホール B会場
「がんサバイバーサポートの取組と診療連携」
司会 安藤 徹 高知県安芸病院外科・緩和ケアチーム長
小林道也 高知大学医学部医療学講座医療管理学分野教授
和田忠志 医療法人千葉健愛会理事長・あおぞら診療所高知潮江所長
辻 晃仁 高知医療センター腫瘍内科科長
谷内光代 高知赤十字病院医療社会福祉事業部MSW
藤村隆  高知県健康政策部健康づくり課

7月11日(土) 13:30~16:30 県民文化ホール D会場
患者部会・市民部会 「みんなで支え合うがん医療 ―地域で支え合うには―」
第一部 患者・家族 支えられる側からのニーズ
司会 安岡佑莉子 高知がん患者会「一喜会」 
浜田さん・・・・遺族の立場から
松本さん・・・・今がんと闘っている患者の立場から
中島さん・・・・サバイバーの立場から
土屋徳昭・・・・患者団体(群馬患者団体連絡協議会)の立場から
藤田敦子・・・・在宅ケア市民ネットワークの立場から

第二部  医療・介護・ケア 支える側からのアシスト
司会 伊藤高章 桃山学院大学

伊藤高章・・・・心のケアーをする立場から
和田忠志・・・・看取りの医師の立場から
安岡しずか・・・訪問看護の立場から
神明泰子・・・・介護ケアマネージャーの立場から
岡林圭子・・・・ホスピスケアボランティアの立場から

第三部 より良い支え合いを目指して
総合司会:松浦喜美夫 いの町立国保仁淀病院
全員での討論

患者部会と市民部会が一緒になり、より良いがん医療に向けて、地域でいかにして支え合っていくか議論してゆきたいと思っています。先ず、がん患者さんや患者さんの家族さらに患者会の代表の方に、病院、ホスピスなどの施設や在宅での治療やケアで体験したことを基に、療養する中で、不足していたなど色々な問題点を出していただきます。 次にがん患者や家族を実際に支援する立場の医師や看護師などの医療従事者や、介護を提供する介護士やボランティアなど各々に支援する立場の方々に、現在の提供できる支援や制度などの問題点を出していただきます。 最後に全員で、両者の間の隔たりや隙間などを議論していただき、今何が問題なのか、不足しているものは何か、充実していて問題のないところや、問題があって困っている点や、それらの解決し、隙間を埋める、スムースな医療と介護の連携により、患者さんや家族を隙間のない支援体制に向けての取り組みを議論し提言していきたい。

一人暮らしや介護力の低い人をどう支えるか?

藤田敦子のひとり言・・緩和ケア

7月11日(土)、12日(日)は高知で
第17回日本ホスピス・在宅ケア研究会in高知があります。

早いもので、千葉大会から一年が経つのですね・・・。
今回、コミュニティケア部会では
「一人暮らしや介護力の低い人をどう支えるか?」をテーマに
在宅ケアの強力な実践者をお迎えしての話題提供、そして
討論会(?)を行います。

全国各地で実践を行っている皆様
ぜひ、7月12日(日)高知市文化プラザかるぽーとへ来てくださいね。

大会全般のご案内は、こちら

7月12日(日) 午前9:00~12:00 会場:高知市文化プラザかるぽーと7階 第3展示室  
コミュニティケア部会
在宅ホスピスケア実践シンポ『一人暮らしや介護力が低い人をどう支えるか?』

総合司会(一部・二部)藤田敦子(NPO法人「ピュア」代表、千葉大会大会長)

第一部
在宅ホスピス各地の取り組み・・講演、その後会場からの質疑応答

司会  蘆野吉和十和田市立中央病院・青森)    11日の報告 

松浦喜美夫いの町立国民健康保険仁淀病院院長・高知)高知の現状 
中野一司 (ナカノ在宅医療クリニック院長・鹿児島) 多職種連携 

第二部 
シンポジスト「一人暮らしや介護力の低い人をどう支えるか?」発表一組10分
司 会  二ノ坂保喜(にのさかクリニック院長)

患者家族(家で看取りをされた患者家族・高知)
吉田大介 (徳島往診クリニック院長・医師)
森 菊子 (ベテル在宅療養支援センター長・愛媛・看護師)
愛甲大介 (ひと息の村ケアプランサービス管理者・福岡・ケアマネージャー/介護福祉士)
ボランティア(ひと息の村ボランティアグループ)
  
話題提供
① 介護負担に対して、医療と福祉がどう連携していったか。
② 看取りの支援など、何か文書でアドバイスをしたか?意思表示の確認は?
③ 具体的な成功事例の紹介
④ 問題になっていること

発表者だけでなく、会場に参加の実践者の皆様からも
アイデアをぜひお教え下さいね。
日本全国どこに住んでいても、安心して暮らしていけるために
7月12日(日)、高知でお待ちしております。