NPOピュアの藤田敦子です。
昨日は、厚生労働省で行われた協議会を傍聴してきました。
CBニュースも、NHKニュースも、小児がん(報告書)と在宅緩和ケアの実態調査にスポットを当てて、紹介しています。前回、予算要求に関する意見書が各委員から提出されていて、そこから選ばれたものが今回出されています。緩和ケア専門委員会からは今回意見書が出ていますので、8月末までに追加を行っていくようです。
他には、天野委員が、全国都道府県にアンケートした内容(PDF)が衝撃でした。昨年から入れた「地域統括相談支援センター」は風前の灯ですね。予算をとっても、使われなければ、財務省にばっさりと切られるのが関の山。たとえば、国の予算がなくても、行っているのなら、なおさら、予算は削られます。そういう意味では、緩和ケアの研修も、もっと行ってほしいものです。
これから、1ヶ月に2回ほど開催されていきます。話し合う内容の中に、ピュアを含む30の患者会が提出した意見書の通り、ドラッグラグや就労・経済支援、サバイバーシップ、検診が入りました。今後のスケジュール(PDF)
介護保険のアンケートのまとめが遅れていますが、7月の日本ホスピス・在宅ケア研究会で行った中間報告をベースに意見を提出する必要性を痛感しています。今月中には、老健局へ必ず行き、話し合いを行っていきます。また、患者委員からがん対策協への提出も視野に入れていきます。
小児がん・緩和ケアに予算を(NHKニュース)8月25日 23時53分
国のがん対策を話し合う協議会が開かれ、対策が遅れている小児がんと緩和ケアなどの医療体制の整備に必要な費用を来年度の予算に要求すべきだという意見をまとめました。
この協議会は、4年前に施行された「がん対策基本法」に基づいて国のがん対策を話し合うもので、25日の会議には、がんの治療に携わる医師や患者代表などの委員と厚生労働省の担当者らが出席しました。会議では、まず、対策が遅れている小児がんと緩和ケアの専門委員会での議論の内容について、それぞれの委員が報告しました。この中で、▽小児がんの専門委員は、全国各地の医療機関で治療レベルに大きな差があるため、患者を集めて専門的な治療を行う拠点病院を整備すべきだなどと主張しました。また、▽緩和ケアの専門委員は、がん治療に関わるすべての医療従事者を対象に研修を行うべきだなどと述べました。そして、協議会では、小児がんの拠点病院の整備や在宅のがん患者への緩和ケアの実態調査などに必要な費用を来年度の予算に要求すべきだという意見をまとめました。協議会では、今後も来年からスタートするがん対策の新たな基本計画に、小児がんや緩和ケアなどの対策を盛り込むことを検討していくということです。
2011年8月26日金曜日
2011年8月24日水曜日
がん診療連携拠点病院の「連携」って??
NPOピュアの藤田敦子です。
今日は、朝から車で、千葉県がんセンターへ行き、3つの用件をこなし、そのあと、豪雨の中、2時間かけて、柏の国立がんセンター東病院へ向かいました。あまりの豪雨に、約束の時間を完全にオーバーしたので、目的地をあきらめて、東京慈恵会医科大学附属柏病院で合流し、先ほど、戻りました。ご心配くださった皆様、無事に戻りました。今日はありがとうございました!それにしても、千葉市内の豪雨と、柏地区の晴天と、同じ千葉県とは思えない天気の違いに、茫然とした一日でした…。いやはや、疲れました。
さて、千葉県がんセンター主催で、10月15日(土)13時から、京葉銀行文化プラザで、「ここがすごい!最新の抗がん剤事情」という公開セミナーが開かれます。詳細は、ホームページにアップされたら、改めてご紹介しますね。
この公開セミナーを開くにあたって、患者会・支援団体から話を聞きたいとお話があり、伺ったのですが、私の関心は3つあって、その中の一つが、がん診療連携拠点病院の「連携」ってなんだろうということなのです。
たとえば、ずっと長い間、総合病院の泌尿器科にお世話になっていて、今回、がんが見つかったとします。主治医に不満はないのだけど、できれば、手術でなく、放射線で治療をしたいと思った時に、今、かかっている病院では希望する放射線治療ができなくて、千葉県がんセンターにある場合は、主治医も変えて千葉県がんセンターに移らなくてはいけないわけですよね。
主治医をそのままで、放射線のみ受けたいと思っても、千葉県がんセンターでも、たくさんの患者さんが放射線を受けるために待っているわけで、放射線治療医がいて、単独に外来を持っていれば、可能かもしれないけれど、受診のキャパがあるわけで・・、実際のところ、こんなケースってありますか?どうされていますか?ということを質問してみました。そして地域にある開業医との治療の連携についても質問してみました。
ほかにも、「がんセンター」という言葉の重み、患者がその言葉から描く理想の医療の姿もお話しておきました。治験や未承認薬をどうとらえるのか、千葉県がんセンターとして、どう取り組むのか、なんてこともお伝えしました。
在宅との連携の前に、治療のところの連携をどう描いていくのかが、一番大事ではないかと思っています。
家族としては、今回のイレッサ問題で、副作用なのかどうか、その辺をとても迷うと思うので、その見分け方、抗がん剤治療の中止の基準をしっかりと押さえておきたいと思いました。
ほかにもいろいろと、藤田語録が炸裂していましたが(笑)、ほかの患者会・支援団体の意見も取り入れながら、内容を煮詰めていくとのことでしたので、楽しみにしてくださいね。
当日は、患者会ブースに出展していますので、お立ち寄りください。では!!
今日は、朝から車で、千葉県がんセンターへ行き、3つの用件をこなし、そのあと、豪雨の中、2時間かけて、柏の国立がんセンター東病院へ向かいました。あまりの豪雨に、約束の時間を完全にオーバーしたので、目的地をあきらめて、東京慈恵会医科大学附属柏病院で合流し、先ほど、戻りました。ご心配くださった皆様、無事に戻りました。今日はありがとうございました!それにしても、千葉市内の豪雨と、柏地区の晴天と、同じ千葉県とは思えない天気の違いに、茫然とした一日でした…。いやはや、疲れました。
さて、千葉県がんセンター主催で、10月15日(土)13時から、京葉銀行文化プラザで、「ここがすごい!最新の抗がん剤事情」という公開セミナーが開かれます。詳細は、ホームページにアップされたら、改めてご紹介しますね。
この公開セミナーを開くにあたって、患者会・支援団体から話を聞きたいとお話があり、伺ったのですが、私の関心は3つあって、その中の一つが、がん診療連携拠点病院の「連携」ってなんだろうということなのです。
たとえば、ずっと長い間、総合病院の泌尿器科にお世話になっていて、今回、がんが見つかったとします。主治医に不満はないのだけど、できれば、手術でなく、放射線で治療をしたいと思った時に、今、かかっている病院では希望する放射線治療ができなくて、千葉県がんセンターにある場合は、主治医も変えて千葉県がんセンターに移らなくてはいけないわけですよね。
主治医をそのままで、放射線のみ受けたいと思っても、千葉県がんセンターでも、たくさんの患者さんが放射線を受けるために待っているわけで、放射線治療医がいて、単独に外来を持っていれば、可能かもしれないけれど、受診のキャパがあるわけで・・、実際のところ、こんなケースってありますか?どうされていますか?ということを質問してみました。そして地域にある開業医との治療の連携についても質問してみました。
ほかにも、「がんセンター」という言葉の重み、患者がその言葉から描く理想の医療の姿もお話しておきました。治験や未承認薬をどうとらえるのか、千葉県がんセンターとして、どう取り組むのか、なんてこともお伝えしました。
在宅との連携の前に、治療のところの連携をどう描いていくのかが、一番大事ではないかと思っています。
家族としては、今回のイレッサ問題で、副作用なのかどうか、その辺をとても迷うと思うので、その見分け方、抗がん剤治療の中止の基準をしっかりと押さえておきたいと思いました。
ほかにもいろいろと、藤田語録が炸裂していましたが(笑)、ほかの患者会・支援団体の意見も取り入れながら、内容を煮詰めていくとのことでしたので、楽しみにしてくださいね。
当日は、患者会ブースに出展していますので、お立ち寄りください。では!!
2011年8月23日火曜日
緩和ケア専門委 報告書案まとめる
CBニュース(キャリアブレイン)からの情報です!
「診断時からの緩和ケア」へ必修化や加算も- 専門委が報告書案
国のがん対策推進協議会の「緩和ケア専門委員会」(委員長=江口研二・帝京大医学部内科学講座教授)は8月23日の会合で、次期がん対策推進基本計画の策定に向けた報告書案を取りまとめた。終末期に限らず、がんと診断されたときから緩和ケアが提供される体制を目指し、臨床研修段階での必修化や診療報酬加算の充実などを提案している。
報告書案では、今後の緩和ケアの方向性について、▽がんと診断されたときからの緩和ケアの実施▽地域における緩和ケアの提供体制▽専門的緩和ケアの提供体制の拡充▽緩和ケアに関する質の評価▽緩和ケアに関する卒前教育-の5つの課題を指摘した。
これに対する6つの提言では、それぞれの課題に必要な体制整備を強調。「がん診療に携わるすべての医師・医療従事者に基本的な緩和ケア研修を実施できる体制を整備する」「地域における緩和ケアを提供するための連携体制(ネットワーク)を速やかに構築する環境を整備する」などを掲げた。
その上で、実現のための具体策も提示。診断されたときから始まる身体的・精神的・社会的な苦痛を緩和するためには、患者に接するすべての医療者が、基本的緩和ケアを修得する必要があるとして、基本的な緩和ケア研修を臨床研修医の必修項目とすることを提案。また、「がん性疼痛緩和指導管理料」などの診療報酬上の対応を充実させることで、研修医以外に関しても受講促進のインセンティブにすべきだとした。
このほか、専門看護師や認定看護師らによる相談窓口を、すべてのがん診療連携拠点病院に設置することや、都道府県拠点病院には精神腫瘍医を常勤配置すること、各都道府県のがん対策推進協議会に緩和ケアの専門部会を置くことなど、体制強化を図るための対策を示した。これまで十分な調査が行われていなかったケアの質の評価については、大規模な遺族調査を定期的に行うことを盛り込んだ。
この日の協議を踏まえて報告書として正式に取りまとめ、25日に開かれるがん対策推進協議会に提出する。
******************************
8月25日に開催されるがん対策推進協議会の傍聴を申し込みました。
楽しみです。藤田敦子
******************************
「診断時からの緩和ケア」へ必修化や加算も- 専門委が報告書案
国のがん対策推進協議会の「緩和ケア専門委員会」(委員長=江口研二・帝京大医学部内科学講座教授)は8月23日の会合で、次期がん対策推進基本計画の策定に向けた報告書案を取りまとめた。終末期に限らず、がんと診断されたときから緩和ケアが提供される体制を目指し、臨床研修段階での必修化や診療報酬加算の充実などを提案している。
報告書案では、今後の緩和ケアの方向性について、▽がんと診断されたときからの緩和ケアの実施▽地域における緩和ケアの提供体制▽専門的緩和ケアの提供体制の拡充▽緩和ケアに関する質の評価▽緩和ケアに関する卒前教育-の5つの課題を指摘した。
これに対する6つの提言では、それぞれの課題に必要な体制整備を強調。「がん診療に携わるすべての医師・医療従事者に基本的な緩和ケア研修を実施できる体制を整備する」「地域における緩和ケアを提供するための連携体制(ネットワーク)を速やかに構築する環境を整備する」などを掲げた。
その上で、実現のための具体策も提示。診断されたときから始まる身体的・精神的・社会的な苦痛を緩和するためには、患者に接するすべての医療者が、基本的緩和ケアを修得する必要があるとして、基本的な緩和ケア研修を臨床研修医の必修項目とすることを提案。また、「がん性疼痛緩和指導管理料」などの診療報酬上の対応を充実させることで、研修医以外に関しても受講促進のインセンティブにすべきだとした。
このほか、専門看護師や認定看護師らによる相談窓口を、すべてのがん診療連携拠点病院に設置することや、都道府県拠点病院には精神腫瘍医を常勤配置すること、各都道府県のがん対策推進協議会に緩和ケアの専門部会を置くことなど、体制強化を図るための対策を示した。これまで十分な調査が行われていなかったケアの質の評価については、大規模な遺族調査を定期的に行うことを盛り込んだ。
この日の協議を踏まえて報告書として正式に取りまとめ、25日に開かれるがん対策推進協議会に提出する。
******************************
8月25日に開催されるがん対策推進協議会の傍聴を申し込みました。
楽しみです。藤田敦子
******************************
2011年8月16日火曜日
「終末期における緩和ケア」神奈川で講義
NPOピュアの藤田敦子です。
社団法人かながわ福祉サービス振興会より、「終末期における緩和ケア」のお題を頂きました。ロングラン講義です。10時~16時半、約1時間の食事の時間を入れますが、5時間半講義することになります。
講義目標としては、「がん末期について理解を深め、医師・ケアチームと情報や理念を共有し、患者(利用者・入所者)と家族に十分な説明をすることができ、「いい人生だった」と思って頂ける最期を提供できる介護職になれる」です。
内容として、下記を準備しました。
終末期医療のあり方に関する懇談会から
がんを知ろう
がん末期とは
緩和ケアの概論
がん末期の利用者への支援
事例検討(グループワーク)
痛み以外の症状
施設の中での看取り
グリーフケアの考え方 *予期悲嘆
終末期医療に関する問題に対する知識は、介護職の方は「よく知っている」が4.0%と一般の人より少なかったです。「詳しくないが少し知っている」が62.9%なので、まあいいですが、本当に理解ができているのかはわかりません。モルヒネについての知識もありません。これでは、がん患者のターミナルに寄り添える専門職にはなれませんね。
利用者の方が、どんな状態なのか、どの位置にいるのか、副作用やこころの揺れにどう寄り添ったらいいのか、また、在宅と施設での看取り、家族や仲間にとっての予期悲嘆など、情報満載でお届けする予定です。
すでに、レジュメは作り、主催者にお送りしました。
レジュメが、今後の資料になるように作ってあります。
詳細は、社団法人かながわ福祉サービスのホームページで講座申込みでご確認くださいね。受講料は振興会員は8000円、一般は10,000円になっています(この振興会の標準の受講料のようですね)。
8月22日に参加される皆様、会場でお会いしましょう。
社団法人かながわ福祉サービス振興会より、「終末期における緩和ケア」のお題を頂きました。ロングラン講義です。10時~16時半、約1時間の食事の時間を入れますが、5時間半講義することになります。
講義目標としては、「がん末期について理解を深め、医師・ケアチームと情報や理念を共有し、患者(利用者・入所者)と家族に十分な説明をすることができ、「いい人生だった」と思って頂ける最期を提供できる介護職になれる」です。
内容として、下記を準備しました。
終末期医療のあり方に関する懇談会から
がんを知ろう
がん末期とは
緩和ケアの概論
がん末期の利用者への支援
事例検討(グループワーク)
痛み以外の症状
施設の中での看取り
グリーフケアの考え方 *予期悲嘆
終末期医療に関する問題に対する知識は、介護職の方は「よく知っている」が4.0%と一般の人より少なかったです。「詳しくないが少し知っている」が62.9%なので、まあいいですが、本当に理解ができているのかはわかりません。モルヒネについての知識もありません。これでは、がん患者のターミナルに寄り添える専門職にはなれませんね。
利用者の方が、どんな状態なのか、どの位置にいるのか、副作用やこころの揺れにどう寄り添ったらいいのか、また、在宅と施設での看取り、家族や仲間にとっての予期悲嘆など、情報満載でお届けする予定です。
すでに、レジュメは作り、主催者にお送りしました。
レジュメが、今後の資料になるように作ってあります。
詳細は、社団法人かながわ福祉サービスのホームページで講座申込みでご確認くださいね。受講料は振興会員は8000円、一般は10,000円になっています(この振興会の標準の受講料のようですね)。
8月22日に参加される皆様、会場でお会いしましょう。
2011年8月8日月曜日
対人援助職トレーナー奥川幸子氏に学ぶ
NPOピュアの藤田敦子です。
5月から、月1回のペースで開催されている、奥川幸子先生のグループスーパーヴィジョンに参加している。奥川先生は、24年間、老人医療の現場で医療ソーシャルワーカーとして勤務され、1984年からグループスーパーヴィジョンを開始されている。1994年から現在まで「介護力強化病院連絡協議会(現・日本療養病床協会)ソーシャルワーカー部会顧問。2007年4月より日本社会事業大学専門職大学院客員教授。ほかに国際医療福祉大学大学院乃木坂スクール講師、学習院大学社会学部非常勤講師などをされている。
偶然、千葉県の医療ソーシャルワーカー協会50周年記念にゲストとして参加し、そこで奥川先生の講演を初めてお聞きした。私の知っているソーシャルワーカーとは全然違う、はっきりとした物言いにびっくりし、その後、国際医療福祉大学大学院乃木坂スクールでそのお名前を目にし、日頃、NPOの中で「ターミナルケアの相談員」として行っていることの検証や自己成長のために、スーパービジョンを受けたいと直訴して、実践研修を受けている。
7月はちょうど施設の相談員からのターミナル事例だったが、私自身が行っていることは間違っていないことを確信できた3時間だった。これは本当に嬉しかった。ただ、対人援助専門職として真のプロフェッショナルになるには、私自身の大きな成長が必要だということも実感した。自分自身が可能にしていることを「言語化」し、他者が吸収し成長していくことをサポートしていけて、初めてプロの階段を歩いていくのだと思った。
奥川先生は、25年の実践の後に、『未知との遭遇~癒しとしての面接』を出され、その後、10年の歳月が経た後に、『身体知と言語~対人援助技術を鍛える』(なんと712ページ)を出されている。まず、本の厚さに圧倒され、言語にクラクラしてくるが、ここに書かれていることは、ソーシャルワーカーでなくても、相談支援やコミュニケーション力を発揮する必要のある人に必見ばかりだった(まだすべてを読みこめていないが、次回の講義までには読破する予定)
この春にデンマークへ行ってきたと何回も書いているが、そこはプロがいる世界だった。子供が生まれると、一人、家庭医(かかりつけ医)を決めていることは結構知られているが、ソーシャルワーカーを決めていることは知られていないのではないか。医療と相談支援。これが、この世に生を受けて、必ず必要になるものだと、デンマークの人々は知ってる。
これから日本は、地域包括ケアの世界へ入っていく。クライアントの真の悩み、希望を受け止め、それを可能にしていくためには、エンド・オブ・ライフケア(ターミナルケア)を理解している優秀な援助者が必要になってくる。
奥川先生のスーパーヴィジョンに参加して、事例検討からの気づき、学びが一番であり、そしてできれば、さまざまな視点(職種や場所など)が入ってきたほうがおもしろいし、勉強になるとより深く思うようになった。
私自身も講師として講義・演習を行っているが、一人でも多くの人がクライアントの「自律」を支援できるようなプログラムを開発できるよう、これからも切磋琢磨していきたいと思っている。
5月から、月1回のペースで開催されている、奥川幸子先生のグループスーパーヴィジョンに参加している。奥川先生は、24年間、老人医療の現場で医療ソーシャルワーカーとして勤務され、1984年からグループスーパーヴィジョンを開始されている。1994年から現在まで「介護力強化病院連絡協議会(現・日本療養病床協会)ソーシャルワーカー部会顧問。2007年4月より日本社会事業大学専門職大学院客員教授。ほかに国際医療福祉大学大学院乃木坂スクール講師、学習院大学社会学部非常勤講師などをされている。
偶然、千葉県の医療ソーシャルワーカー協会50周年記念にゲストとして参加し、そこで奥川先生の講演を初めてお聞きした。私の知っているソーシャルワーカーとは全然違う、はっきりとした物言いにびっくりし、その後、国際医療福祉大学大学院乃木坂スクールでそのお名前を目にし、日頃、NPOの中で「ターミナルケアの相談員」として行っていることの検証や自己成長のために、スーパービジョンを受けたいと直訴して、実践研修を受けている。
7月はちょうど施設の相談員からのターミナル事例だったが、私自身が行っていることは間違っていないことを確信できた3時間だった。これは本当に嬉しかった。ただ、対人援助専門職として真のプロフェッショナルになるには、私自身の大きな成長が必要だということも実感した。自分自身が可能にしていることを「言語化」し、他者が吸収し成長していくことをサポートしていけて、初めてプロの階段を歩いていくのだと思った。
奥川先生は、25年の実践の後に、『未知との遭遇~癒しとしての面接』を出され、その後、10年の歳月が経た後に、『身体知と言語~対人援助技術を鍛える』(なんと712ページ)を出されている。まず、本の厚さに圧倒され、言語にクラクラしてくるが、ここに書かれていることは、ソーシャルワーカーでなくても、相談支援やコミュニケーション力を発揮する必要のある人に必見ばかりだった(まだすべてを読みこめていないが、次回の講義までには読破する予定)
この春にデンマークへ行ってきたと何回も書いているが、そこはプロがいる世界だった。子供が生まれると、一人、家庭医(かかりつけ医)を決めていることは結構知られているが、ソーシャルワーカーを決めていることは知られていないのではないか。医療と相談支援。これが、この世に生を受けて、必ず必要になるものだと、デンマークの人々は知ってる。
これから日本は、地域包括ケアの世界へ入っていく。クライアントの真の悩み、希望を受け止め、それを可能にしていくためには、エンド・オブ・ライフケア(ターミナルケア)を理解している優秀な援助者が必要になってくる。
奥川先生のスーパーヴィジョンに参加して、事例検討からの気づき、学びが一番であり、そしてできれば、さまざまな視点(職種や場所など)が入ってきたほうがおもしろいし、勉強になるとより深く思うようになった。
私自身も講師として講義・演習を行っているが、一人でも多くの人がクライアントの「自律」を支援できるようなプログラムを開発できるよう、これからも切磋琢磨していきたいと思っている。
2011年8月5日金曜日
がんサロン手引書に30冊の注文が!
NPOピュア藤田敦子です。
8月2日の電話相談は、メールが2件、電話が2件。
そのうちの1件は、「無事に家で最後まで過ごすことができました!(家で看取ったということです)」というお礼のメールでした。こういうご連絡があるから、相談事業を続けていけるのかもしれませんね。
さてさて、先日書いた「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために」ですが、他県の方から、10冊、6冊と「がんサロンの講習会時に資料として使いたい」、「新しく地域がんサロンを始めたいので実行委員みんなで勉強したい」というお申込が続き、るんるんしておりました。
今日も電話が鳴って、「がんサロンの冊子はどういう手続きをすればいいのか」というお問合せに、「1冊500円と送料の実費を頂きます。送り先、部数、請求書名をお教え頂き、がんサロン小冊子に同封した郵便振替か銀行口座に振り込んでいただく形です。領収書が必要でしたらお出しできます」とお答えしましたら、ななんと30冊のご注文が!!!!!
全国にがんサロンができていけばいいなという思いで作った「がんサロン」の手引書です。
もっともっと多くの方に知っていただきたくなりました。
がんサロンの申込チラシはこちらです!
8月2日の電話相談は、メールが2件、電話が2件。
そのうちの1件は、「無事に家で最後まで過ごすことができました!(家で看取ったということです)」というお礼のメールでした。こういうご連絡があるから、相談事業を続けていけるのかもしれませんね。
さてさて、先日書いた「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために」ですが、他県の方から、10冊、6冊と「がんサロンの講習会時に資料として使いたい」、「新しく地域がんサロンを始めたいので実行委員みんなで勉強したい」というお申込が続き、るんるんしておりました。
今日も電話が鳴って、「がんサロンの冊子はどういう手続きをすればいいのか」というお問合せに、「1冊500円と送料の実費を頂きます。送り先、部数、請求書名をお教え頂き、がんサロン小冊子に同封した郵便振替か銀行口座に振り込んでいただく形です。領収書が必要でしたらお出しできます」とお答えしましたら、ななんと30冊のご注文が!!!!!
全国にがんサロンができていけばいいなという思いで作った「がんサロン」の手引書です。
もっともっと多くの方に知っていただきたくなりました。
がんサロンの申込チラシはこちらです!
2011年7月26日火曜日
島根がんサロン支援塾と「がんサロン」手引書
NPOピュアの藤田敦子(千葉県がん対策委員)です。
島根県のがん対策委員の納賀さんからの連絡で、7月23日、24日に「島根がんサロン支援塾」に行ってきました。この支援塾は、島根県で作られたきた「がんサロンのパワーの秘訣」を聞き、がんサロンを運営している人たちの交流を図る催しです。
私の参加の目的にもう1つ、島根県のがん対策に尽力されている方々にも執筆していただいた「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」(1冊500円)を披露し購入頂くこともありました。
がんサロン支援塾ですが、益田市長もお見えになっておられ、定員30名いっぱいの参加者がありました。
1日目には、下記の講義と、集まった方々の自己紹介
島根県のがん対策
島根県がん対策推進室
7位一体(患者、メディア、県議会、医療現場、行政、産業界、教育)の流れ
益田保健所長
外から見た島根県の特徴
読売新聞 本田麻由美さん
そしてQ&A

終了後は、益田まつりを見学しました。
私は、石見神楽を初めて鑑賞したのですが、神々の響きを感じるすばらしいものでした。今回の演目は、「大蛇」で、石見神楽の代名詞的演目です。
ここは、あゆやはまぐりも有名なところです。
2日目は、納賀さんによる
情報の発信、メディアとの付き合い方、県議会との連携、行政、産業界との付き合い方があり、医療現場からの取組を益田赤十字病院の岸本副院長からお聞きすることもできました。
岸本先生によると、最初はこわごわとしていましたが、問題になることはひとつもなかったそうです。がん以外の患者会の広がりもできて、病院全体として、患者さん主導を確認し合えたようでした。
さて、私の作成した「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」冊子ですが、20冊ぐらい持って行こうかな~と思っておりましたが、納賀さんから、「2回分だからど~んと送ってください」との声に、思い切って100冊お送りしましたが、参加された皆様の評判もとても良く、がんサロンを運営するのに役に立つ冊子として、31冊もお買い上げ頂きました。購入下さった皆様、ありがとうございました!
引き続き、販売をしておりますので、購入希望の方は、購入方法を入手してご連絡くださいませ。
「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」1冊500円たくさんのがんサロンが全国に広がっていき、地域の患者を地域全体で支える仕組みができたらいいな~と思っています。

納賀さんの更なる夢は、益田市に『地域医療推進条例』を作ること、商工会議所を巻き込んでがん対策を推進すること、建築学科教授との住環境についての意見交換、そして宗教家との連携だそうです。
デンマークへ行ってきた私からすると、5万人が住む益田市なら、利用者主権で、まちづくりができると思います。私は「こんなふうにしていきたい」という納賀さんの夢を全面的に応援します。益田市長にも、まちづくりを熱く語っておきましたよ!
ここ千葉県でも、少しずつ、輪を広げていきたいですね。
島根県のがん対策委員の納賀さんからの連絡で、7月23日、24日に「島根がんサロン支援塾」に行ってきました。この支援塾は、島根県で作られたきた「がんサロンのパワーの秘訣」を聞き、がんサロンを運営している人たちの交流を図る催しです。
私の参加の目的にもう1つ、島根県のがん対策に尽力されている方々にも執筆していただいた「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」(1冊500円)を披露し購入頂くこともありました。
がんサロン支援塾ですが、益田市長もお見えになっておられ、定員30名いっぱいの参加者がありました。
1日目には、下記の講義と、集まった方々の自己紹介
島根県のがん対策
島根県がん対策推進室
7位一体(患者、メディア、県議会、医療現場、行政、産業界、教育)の流れ
益田保健所長
外から見た島根県の特徴
読売新聞 本田麻由美さん
そしてQ&A
終了後は、益田まつりを見学しました。
私は、石見神楽を初めて鑑賞したのですが、神々の響きを感じるすばらしいものでした。今回の演目は、「大蛇」で、石見神楽の代名詞的演目です。
ここは、あゆやはまぐりも有名なところです。
2日目は、納賀さんによる
情報の発信、メディアとの付き合い方、県議会との連携、行政、産業界との付き合い方があり、医療現場からの取組を益田赤十字病院の岸本副院長からお聞きすることもできました。
岸本先生によると、最初はこわごわとしていましたが、問題になることはひとつもなかったそうです。がん以外の患者会の広がりもできて、病院全体として、患者さん主導を確認し合えたようでした。
さて、私の作成した「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」冊子ですが、20冊ぐらい持って行こうかな~と思っておりましたが、納賀さんから、「2回分だからど~んと送ってください」との声に、思い切って100冊お送りしましたが、参加された皆様の評判もとても良く、がんサロンを運営するのに役に立つ冊子として、31冊もお買い上げ頂きました。購入下さった皆様、ありがとうございました!
引き続き、販売をしておりますので、購入希望の方は、購入方法を入手してご連絡くださいませ。
「がんサロン~がん患者と家族が明日を生きるために~」1冊500円たくさんのがんサロンが全国に広がっていき、地域の患者を地域全体で支える仕組みができたらいいな~と思っています。

納賀さんの更なる夢は、益田市に『地域医療推進条例』を作ること、商工会議所を巻き込んでがん対策を推進すること、建築学科教授との住環境についての意見交換、そして宗教家との連携だそうです。
デンマークへ行ってきた私からすると、5万人が住む益田市なら、利用者主権で、まちづくりができると思います。私は「こんなふうにしていきたい」という納賀さんの夢を全面的に応援します。益田市長にも、まちづくりを熱く語っておきましたよ!
ここ千葉県でも、少しずつ、輪を広げていきたいですね。
2011年7月22日金曜日
災害時の在宅医療、停電時は大丈夫?
NPOピュアの藤田敦子です。いきなり2本も書いています。(来月からはこつこつ書きますね)
日本ホスピス・在宅ケア研究会の沖縄大会コミュニティケア部会にて、地元のくくるさんが発表されたアンケート調査が琉球新報で記事になっていました。
台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を
沖縄地方を5月28日に襲った台風2号は、文字通り電気は「ライフライン」ということを印象付けた。人工呼吸器や痰(たん)吸引など医療的ケアが必要な子どものいる家庭に対し、一般社団法人Kukuruが実施したアンケート結果のことだ。55%が停電で困ったと答え、今後の台風で心配なことは47%が避難に関することを挙げた。
アンケートには43家庭が回答したが、ほかにも同様な問題を抱え改善を求めている患者会がある。台風時の停電に不安を抱える人たちの数はもっと多いとみていい。命に関わる問題だけに行政、関係団体の早急な取り組みが求められる。
在宅医療は外来、入院に次ぐ第三の医療といわれる。QOL(生活の質)を高めるため在宅を望む人は増えている。在宅への支援はまだ十分とは言えないが、延べ27万8千世帯に及ぶ今回の停電で電気に頼る医療的ケアの盲点を見せつけられた思いだ。
医療的ケアで使う機器はほとんどが電気を必要とする。停電が長引くと、バッテリーはあっても限りがある。風が強まると、患者の移動自体が難しくなる。病院へ避難しても、受け入れ態勢が気に掛かる。生死に関わる問題とならないか。不安は尽きない。
支援が必要な患者の把握など直ちに改善に取り掛かる必要がある。台風情報を詳細に分析し、必要なら避難を勧めるべきだ。強風となると機器と一緒に移動となるが、支援が要る。病院、非常用電源のある施設など地域や患者の状態で避難先も違ってくる。自宅で過ごすなら非常用電源も必要だ。
考え得る支援を、県や市町村、関係団体がどう果たすかだ。台風の強さに応じ避難マニュアルを作成しそれぞれの動きを明確にすることが必要ではないか。支援する人々も戸惑うことなく動ける。
東日本大震災を受け、各自治体でこれから始まる防災計画の見直しでも医療的ケアを必要とする人たちのことを当然含めるべきだ。
電力不足による東京電力の計画停電で、人工呼吸器を付けた人たちへの事前情報の不足が問題となった。突然の実施発表と二転三転する説明は在宅医療の混乱を招いた。山形県では人工呼吸器を付けた女性が死亡、余震による停電が原因とみられている。電力会社や行政も、社会も、電気を命綱とする人たちがいることをもっと認識する必要がある。
他にも、こんな記事も出ました!!
災害時停電への対応を
コミュニティケア部会の小児在宅ケアにも、たくさんの地元の親御さんが会場から支援を呼びかけていました。「地域で支える仕組みを!」
日本ホスピス・在宅ケア研究会の沖縄大会コミュニティケア部会にて、地元のくくるさんが発表されたアンケート調査が琉球新報で記事になっていました。
台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を
沖縄地方を5月28日に襲った台風2号は、文字通り電気は「ライフライン」ということを印象付けた。人工呼吸器や痰(たん)吸引など医療的ケアが必要な子どものいる家庭に対し、一般社団法人Kukuruが実施したアンケート結果のことだ。55%が停電で困ったと答え、今後の台風で心配なことは47%が避難に関することを挙げた。
アンケートには43家庭が回答したが、ほかにも同様な問題を抱え改善を求めている患者会がある。台風時の停電に不安を抱える人たちの数はもっと多いとみていい。命に関わる問題だけに行政、関係団体の早急な取り組みが求められる。
在宅医療は外来、入院に次ぐ第三の医療といわれる。QOL(生活の質)を高めるため在宅を望む人は増えている。在宅への支援はまだ十分とは言えないが、延べ27万8千世帯に及ぶ今回の停電で電気に頼る医療的ケアの盲点を見せつけられた思いだ。
医療的ケアで使う機器はほとんどが電気を必要とする。停電が長引くと、バッテリーはあっても限りがある。風が強まると、患者の移動自体が難しくなる。病院へ避難しても、受け入れ態勢が気に掛かる。生死に関わる問題とならないか。不安は尽きない。
支援が必要な患者の把握など直ちに改善に取り掛かる必要がある。台風情報を詳細に分析し、必要なら避難を勧めるべきだ。強風となると機器と一緒に移動となるが、支援が要る。病院、非常用電源のある施設など地域や患者の状態で避難先も違ってくる。自宅で過ごすなら非常用電源も必要だ。
考え得る支援を、県や市町村、関係団体がどう果たすかだ。台風の強さに応じ避難マニュアルを作成しそれぞれの動きを明確にすることが必要ではないか。支援する人々も戸惑うことなく動ける。
東日本大震災を受け、各自治体でこれから始まる防災計画の見直しでも医療的ケアを必要とする人たちのことを当然含めるべきだ。
電力不足による東京電力の計画停電で、人工呼吸器を付けた人たちへの事前情報の不足が問題となった。突然の実施発表と二転三転する説明は在宅医療の混乱を招いた。山形県では人工呼吸器を付けた女性が死亡、余震による停電が原因とみられている。電力会社や行政も、社会も、電気を命綱とする人たちがいることをもっと認識する必要がある。
他にも、こんな記事も出ました!!
災害時停電への対応を
コミュニティケア部会の小児在宅ケアにも、たくさんの地元の親御さんが会場から支援を呼びかけていました。「地域で支える仕組みを!」
終末期医療で連携を 地域で支える仕組みを検討(沖縄)
NPOピュアの藤田敦子です。ひさびさの投稿になりました。
デンマークに行って、おひとり様や老夫婦二人暮らし(デンマークの高齢者はほとんどこの2パターン)でも、自宅で最期が25%に衝撃を受け、自宅のようなケア付き住宅を入れると、なんと40%の人が「自分らしく最期まで生き、暮らせる」社会になっていることにびっくり!!!う~ん、もっと深めたい。
7月は沖縄の日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会へ行ってきました。発表は2つ。1日目のコミュニティケア部会在宅ホスピスケア実践シンポ(私は末期がん患者の介護保険のアンケート中間報告)と2日目のポスターセッション(がんサロンの力)です。東北の地震もそうですが、沖縄も5月に台風被害が大きかったこともあり、たくさんのことを考えさせられた大会でした。沖縄の皆様、ありがとうございました!!
沖縄大会での企画が記事になりましたので、紹介します。
終末期医療で連携を 地域で支える仕組みを検討
「命どぅ宝を支えるてぃーあんだ」をテーマに、日本ホスピス・在宅ケア研究会第19回全国大会in沖縄が16日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで始まった。同大会は沖縄初開催で、全国から約1600人が参加。
シンポジウムや講演を通して、終末期を迎えた高齢者やがんなどの患者、重度障がい児を支援するための 医療・保健・福祉の連携による地域支援体制、行政サービス拡充の早急な確立を求めた。
「在宅ホスピスケア実践シンポ」は高齢者や子どもを地域で支える仕組みについて検討。全国から参加したホスピスや在宅療養支援診療所、地域生活ケアセンター、訪問看護師、重度障がい児の保護者がそれぞれの立場から現状を報告した。
県内各地から訪れた在宅重度障がい児の親たちは「子どもを預けられる日しか仕事ができない」「行政との橋渡しなどを担う相談窓口がない」などの悩みを訴えた。
栃木県宇都宮市のひばりクリニックに重症障がい児者レスパイト施設うりずんを併設する高橋昭彦さんは「大人のケアマネジャーに相当する重度障がい児相談員は必要」と指摘した。
神戸市のホスピス有床診療所、はやしやまクリニック希望の家の梁勝則さんは「在宅死は増えつつあるが、在宅で最期まで療養するのが困難な理由は、急変時対応やその後病院に入院できるかどうかに不安があるから。『可能な限り自宅で』という人が6割を超える中、緊急時に入院できる緩和ケア病棟のあるなしは大きい」と述べた。
大会は17日も行われる。 ・・琉球新報 7月17日(日)10時30分配信
ついでに、2日目の記事は、ちょうど、台風が吹き荒れていて、「災害時の在宅医療」というテーマに多くの方が参加されたようです。2日目は、1800人が参加されたと記事にありました!
災害時停電への対応を
また、コミュニティケア部会で発表された沖縄の市民団体のアンケートも別の記事になっていました。
台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を
デンマークに行って、おひとり様や老夫婦二人暮らし(デンマークの高齢者はほとんどこの2パターン)でも、自宅で最期が25%に衝撃を受け、自宅のようなケア付き住宅を入れると、なんと40%の人が「自分らしく最期まで生き、暮らせる」社会になっていることにびっくり!!!う~ん、もっと深めたい。
7月は沖縄の日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会へ行ってきました。発表は2つ。1日目のコミュニティケア部会在宅ホスピスケア実践シンポ(私は末期がん患者の介護保険のアンケート中間報告)と2日目のポスターセッション(がんサロンの力)です。東北の地震もそうですが、沖縄も5月に台風被害が大きかったこともあり、たくさんのことを考えさせられた大会でした。沖縄の皆様、ありがとうございました!!
沖縄大会での企画が記事になりましたので、紹介します。
終末期医療で連携を 地域で支える仕組みを検討
「命どぅ宝を支えるてぃーあんだ」をテーマに、日本ホスピス・在宅ケア研究会第19回全国大会in沖縄が16日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで始まった。同大会は沖縄初開催で、全国から約1600人が参加。
シンポジウムや講演を通して、終末期を迎えた高齢者やがんなどの患者、重度障がい児を支援するための 医療・保健・福祉の連携による地域支援体制、行政サービス拡充の早急な確立を求めた。
「在宅ホスピスケア実践シンポ」は高齢者や子どもを地域で支える仕組みについて検討。全国から参加したホスピスや在宅療養支援診療所、地域生活ケアセンター、訪問看護師、重度障がい児の保護者がそれぞれの立場から現状を報告した。
県内各地から訪れた在宅重度障がい児の親たちは「子どもを預けられる日しか仕事ができない」「行政との橋渡しなどを担う相談窓口がない」などの悩みを訴えた。
栃木県宇都宮市のひばりクリニックに重症障がい児者レスパイト施設うりずんを併設する高橋昭彦さんは「大人のケアマネジャーに相当する重度障がい児相談員は必要」と指摘した。
神戸市のホスピス有床診療所、はやしやまクリニック希望の家の梁勝則さんは「在宅死は増えつつあるが、在宅で最期まで療養するのが困難な理由は、急変時対応やその後病院に入院できるかどうかに不安があるから。『可能な限り自宅で』という人が6割を超える中、緊急時に入院できる緩和ケア病棟のあるなしは大きい」と述べた。
大会は17日も行われる。 ・・琉球新報 7月17日(日)10時30分配信
ついでに、2日目の記事は、ちょうど、台風が吹き荒れていて、「災害時の在宅医療」というテーマに多くの方が参加されたようです。2日目は、1800人が参加されたと記事にありました!
災害時停電への対応を
また、コミュニティケア部会で発表された沖縄の市民団体のアンケートも別の記事になっていました。
台風時の在宅医療 停電、避難時の公的支援を
2011年7月2日土曜日
NHK特集「検証日本のがん医療」7月4日~7日放映
ピュアの藤田敦子です。
しばらくぶりです。その間、デンマークに研修に行ってきました。その話はまだ後日書きますね。
国のがん対策委員の天野さんからご連絡を頂きました。
今、がん対策推進協議会で次年度からの5年間を託す、基本計画を定めようとしています。もう5年も経つのかとびっくりすると同時に、何が変わって、何が変わっていないのか、見極める必要があります。
皆様、ぜひ見て頂き、ご意見を寄せてくださいね。
NHK教育「福祉ネットワーク」(月~木・午後8時~8時29分)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/index.html
にて、特集「検証 日本のがん医療」が7月4日(月)~7日(木)に4夜連続で放送予定ですので、参考までにお知らせ申し上げます。番組では、視聴者の皆さまからのご意見を事前募集中です。https://www.nhk.or.jp/heart-net/form/ganiryou.html
------------------------------
■検証 日本のがん医療(1)「放射線治療は広がるか」
2011年7月4日(月) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43438559/
患者や家族の切実な声を受けて誕生した「がん対策基本法」の制定から5年。全国にがん医療の拠点病院が整備され、標準治療の普及を推進。医療向上の起爆剤として期待されてきた。この5年でがん医療の何が変わり、今後は、どのような課題があるのか。4日間にわたって「がん対策基本法」のその後を検証する。1回目は、がん対策の重点課題の1つ、立ち遅れてきた「放射線治療」の現状を取り上げる。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(2)「緩和ケア最前線」
2011年7月5日(火) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43467860/
シリーズ2日目は「緩和ケア」。最近の研究では、がんの痛みを和らげる「緩和ケア」を適切に行うと、患者のQOLを高め、延命効果もあるということが明らかになった。しかし「緩和ケア=終末期」という意識が根強い日本では海外に比べ20年以上遅れていると指摘される。いち早く取り組み始めた静岡がんセンターの現場に密着。緩和ケアの可能性を伝えると共に、日本で広げていくには何が必要なのかを考える。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(3)「地域格差をなくすために」
2011年7月6日(水) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43515677/
3日目のテーマは、「地域の医療格差」。「がん対策基本法」制定以降、地域のがん対策は、都道府県が主体となって「推進計画」を策定し、地域の実情にあった施策を実行していくことが求められている。格差を是正するために、「地域発」のがん対策を、どのように進めていくとよいのか。“がん対策の先進県”といわれる島根県の模索を通して、考えていく。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(4)「がん最新情報 Q&A」
2011年7月7日(木) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43552265/
しばらくぶりです。その間、デンマークに研修に行ってきました。その話はまだ後日書きますね。
国のがん対策委員の天野さんからご連絡を頂きました。
今、がん対策推進協議会で次年度からの5年間を託す、基本計画を定めようとしています。もう5年も経つのかとびっくりすると同時に、何が変わって、何が変わっていないのか、見極める必要があります。
皆様、ぜひ見て頂き、ご意見を寄せてくださいね。
NHK教育「福祉ネットワーク」(月~木・午後8時~8時29分)
http://www.nhk.or.jp/heart-net/fnet/index.html
にて、特集「検証 日本のがん医療」が7月4日(月)~7日(木)に4夜連続で放送予定ですので、参考までにお知らせ申し上げます。番組では、視聴者の皆さまからのご意見を事前募集中です。https://www.nhk.or.jp/heart-net/form/ganiryou.html
------------------------------
■検証 日本のがん医療(1)「放射線治療は広がるか」
2011年7月4日(月) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43438559/
患者や家族の切実な声を受けて誕生した「がん対策基本法」の制定から5年。全国にがん医療の拠点病院が整備され、標準治療の普及を推進。医療向上の起爆剤として期待されてきた。この5年でがん医療の何が変わり、今後は、どのような課題があるのか。4日間にわたって「がん対策基本法」のその後を検証する。1回目は、がん対策の重点課題の1つ、立ち遅れてきた「放射線治療」の現状を取り上げる。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(2)「緩和ケア最前線」
2011年7月5日(火) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43467860/
シリーズ2日目は「緩和ケア」。最近の研究では、がんの痛みを和らげる「緩和ケア」を適切に行うと、患者のQOLを高め、延命効果もあるということが明らかになった。しかし「緩和ケア=終末期」という意識が根強い日本では海外に比べ20年以上遅れていると指摘される。いち早く取り組み始めた静岡がんセンターの現場に密着。緩和ケアの可能性を伝えると共に、日本で広げていくには何が必要なのかを考える。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(3)「地域格差をなくすために」
2011年7月6日(水) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43515677/
3日目のテーマは、「地域の医療格差」。「がん対策基本法」制定以降、地域のがん対策は、都道府県が主体となって「推進計画」を策定し、地域の実情にあった施策を実行していくことが求められている。格差を是正するために、「地域発」のがん対策を、どのように進めていくとよいのか。“がん対策の先進県”といわれる島根県の模索を通して、考えていく。
------------------------------
■検証 日本のがん医療(4)「がん最新情報 Q&A」
2011年7月7日(木) 20時00分~20時30分
http://tv.yahoo.co.jp/program/43552265/
登録:
投稿 (Atom)