2008年1月7日月曜日

新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か

by藤田敦子

NPO法人「ピュア」の藤田敦子です。今日は、千葉大会の企画紹介です。
先ず第一陣は、7月13日(日)のメイン企画コンベンションホールで開催されるシンポジウムです。

平成20年7月13日(日) 9:00~11:50 コンベンションホール
「新たな局面を迎えた緩和ケア-住み慣れた家での最期は可能か」

がん対策基本法では、緩和ケアを施設でも在宅でも提供しなさいと言っています。そして2008年の診療報酬でも、緩和ケアに対して触れられています。文部科学省の教育プログラムも動き出し、まさに2008年は、「緩和ケア元年」となります。患者の願いは、痛みや苦しみをなくしてほしい、そして普通の生活を最後まで送っていたい、さらに、家にいても介護者に負担をかけたくないでしょうか。すべてのがん患者が、緩和ケアを受けられるように、地域の中で提供できる緩和ケアシステムを作る必要があります。

そして4月から、高齢者医療制度が新たに出来ました。多くの国民はまだ気がついていませんが、これから団塊の世代が高齢者となり、大変な時代がやってきます。手術のために入院をしたくても、多くの高齢者が病院にいて、家に戻ることが出来ないために、第二次社会的入院が起こることも考えられます。また、とても家に帰れる状態ではないと患者側が思っても、退院を迫られてきます。では、どうしたらいいのか。在宅医療の推進は、医療費削減のためだけではないのです。患者は早く入院をしたい、でも退院したくない、でも空きベットがなければ新しい患者を病院は受け入れることはできません。
がんは国民一番の死亡原因になっています。高齢社会を迎えた今、患者を含めて皆がどうあるべきか、何を選択していくのか、それを自らのこととして考える必要が出てきていると私は思います。

緩和ケアのこと、在宅医療のことを、今現在、どのような動きがあり、今後、どう変わっていこうとしているのか。何を変えていけばいいのか。厚生労働省の担当者による基調講演の後、各界を代表する方々にお集まり頂いて、現状報告を頂き、そして全体討論を行っていきます。総合司会は、宮武剛さん(目白大学教授)です。年が明けましたので、これから内容を煮詰めていきますが、今日は、講師をご紹介しますね。皆さん、厚生労働省関係で委員になっている方々ばかりです。司会が宮武さんですから、発表をして終わりなんてことにはなりません。13日に、ぜひお越しくださいね。

企画は、私、NPO法人「ピュア」藤田敦子
司会は、目白大学教授(元毎日新聞社論説委員)の宮武剛さん
厚生労働省をはじめ、たくさんの審議会の委員になっておられます。

基調講演 厚生労働省の担当者(これから、依頼に入ります)

パネリスト
1.厚生労働省
2.患者          がん患者支援機構理事長  俵 萌子氏
3.緩和ケア(学会)  日本緩和医療学会理事長 江口研二氏
4.在宅医療(国)   国立長寿医療センター総長  大島伸一氏
5.訪問看護      日本訪問看護振興財団    角田直枝氏
6.在宅医実践者   仙台往診クリニック院長    川島孝一郎氏

千葉大会については、下記をどうぞ。
http://www.npo-pure.npo-jp.net/chibataikai.html

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