2009年6月21日日曜日

埼玉県在宅緩和ケアブック

藤田敦子のひとり言―緩和ケア・がん対策―

このブログが、NPO法人ピュア公式ブログになっているので
自分が思ったこと、感じたことを書くのが結構大変です。
それで、個人として書くときは、ちゃんと「ひとり言」と
入れることにしました。
少しテーマも広げたいので「地域ケア」を
「日々雑感」ラベルに変更しますね。

昨日は、東武動物公園駅へ初めて降りました。
埼玉県でがんばっている がん患者会「シャローム」
東武沿線の「在宅緩和ケアハンドブック」を作る予定で
そのアドバイスで出かけてきました。

メンバーはいろいろな立場の方で構成されていて10人です。
昨日は、私の話から、目的や入れる項目を決める作業に入っていき
「プロジェクトZ」は順調に動いていると感じました。

ただ皆様のお話から、埼玉県の緩和ケアの状況がわかり
もう目を白黒させています。
緩和ケア病棟があるのが、
埼玉県立がんセンターと上尾甦生病院だけ・・。
エー!!!それでは少なすぎます。
地域がん診療連携拠点病院にはひとつもない。

緩和ケア病棟の役割が、
苦痛の緩和を必要とするがん患者を入院させて
緩和ケアを行うとともに
外来や在宅への円滑な移行を支援するに変わってきています。
地域の医療機関との連携や在宅療養へ移行した患者の
緊急時の受け入れ体制を整えたり、相談にのったり
そして、医師や看護師等への研修も行う・・と
幅広くなっていますから、
すべての拠点病院には、少ない病床でも
緩和ケア病棟が作られるべきだと思います。

少なくても、在宅療養を助ける緩和ケア外来は必要です。
そして、そこに患者と家族がくつろげるサロンがあれば
なおGOOD!!!

よそ者があれこれ言うのはよくないかもしれないけど
最新の状況をちゃんとお知らせするのも
わたしの使命かな、と思っています。

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