2008年2月22日金曜日

在宅がん緩和ケアフォーラム続報




NPO法人ピュア代表の藤田敦子です。

すてきなすてきなデーケン先生のお話の余韻にまだ残っている千葉県です。

このフォーラムは、千葉県とNPO法人ピュアの共催で、翌日には、千葉県のがん対策推進計画を策定する委員会が開催される大事な一日でした。今回、国のがん対策に、緩和ケアが入りましたが、緩和ケアの本質に触れることはどこの県でも十分できてはいません。ドイツに生まれて、世界中で生活されて、「死の哲学」を教えてこられたデーケン先生のお言葉が、患者委員のつたない話の数百倍の力を持ち、千葉県に響いて欲しいと思いをこめて、開催致しました。

デーケン先生のお話を聞きたいと、500名入る会場は満席です。思わず、台より前に出て、観客に語りかけるデーケン先生。死生観というとても真摯な内容にかかわらず、ユーモアいっぱいの語り口には、会場からは笑い声が聞こえ、「死を考えることは、どう生きていくかを考えていくこと」という大事なメッセージが伝わってきました。
千葉県は、とてもとても大きなメッセージを頂きました。

デーケン先生、ありがとうございました!

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