2008年6月2日月曜日

地域の医療を守るのは誰か

by 藤田敦子(NPOピュア)です

NHKで「地域の医療を守るのは誰か」という番組がありました。

行政の怠慢、社会的入院、そして利用する市民の意識がテーマでしたが
私は、そこでなく別のところを感激して観ました。

病院でなく有床診療所にして、老人保健施設とデイケア、そして訪問診療
訪問歯科を組み合わせて、住民の【生と死】をしっかりと支えていました。

病院に入院していたころの無口な95歳の男性が、老健へ行って、職員の
働きかけで、いきいきとお話ができるようになり、家族も受け入れを不安視
していましたが、その変わりように安心して、家へ連れて帰りました。
そして、家にただ戻すのでなく、デイケアで状態を見ていき、必要な人は
訪問診療で医療を届けています。
「そうそう、これなんだよね」と思わずにいられません。
病院から、いきなり家でなく、施設とか、がんなら緩和ケアがあり
そこでチョット状態を良くして、そこから家に戻り、日常をデイケアが支えて
そして、入院や入所があれば、どんな人だって、家にいられる。
がんの末期の方が、家に戻られて静かに最期を過ごされている姿もありました。
医療は、その人の生き方に、そっと寄り添うだけ。

今回の千葉大会では、こんな形を多く用意してあります。
12日に「在宅エンド・オブ・ライフケアの課題」
それから「ホスピスケアからコミュニティケアへ」
また、「在宅ホスピスケアの20年を振り返って」
13日は「施設のターミナルケア」「普通の暮らし、普通の生き方、普通の死」
そして「新たな局面を迎えた緩和ケアー住み慣れた家での最期は可能か」

地域の医療を守るのは、自分の生き方を真剣に考える私たち市民の意識も
必要です。また、病院と在宅、医療と介護の連携も大切です。
その一歩として、ぜひ千葉大会にご参加ください。

大会URL http://www.e.npo-jp.net/chibataikai.html

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