2012年3月30日金曜日

【東北大震災】よりそいホットライン-24時間悩み相談

NPOピュアの藤田敦子です。全国どこにいても、どんな悩みでもご相談に乗る24時間のホットラインができました。下記は、HPから代表理事のご挨拶を掲載しました。

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター
昨年の10月11日に、仙台で1回線だけで始めた「よりそいホットライン」ですが、3月11日から国の補助金をいただいて、全国で受け付ける体制が整いました。

よりそいホットライン・・・0120-279-338(つなぐ、ささえる)

 「よりそいホットラン」は「どんな人のどんな悩みでも」受け付けて、一緒に解決を考える24時間の無料の電話相談です。いままで、このような形の電話相談はありませんでした。

 今までは、「どのようなことを相談したいか」によって、窓口が分かれていて、相談者が、「どこに相談したらいいか」知らなければなりませんでした。「よりそいホットライン」は、何でも相談ですから、「どこに相談したらいいか分からない」方でも大丈夫です。相談員がちょっとお時間をいただいたとしても、一緒に「どのようにしたらいいか」を考えていきます。そのために弁護士の方など専門領域の方のバックアップもお願いしています。

 悩みは、決して単独ではありません。皆さん複合した悩みを抱えておられます。私たちは、電話をかけてくださった方に「よりそって」、一つ一つ問題を解きほぐし、まずできることから一歩すすめるお手伝いをしたいと考えています。

 仙台でスタートしたとき、相談者の方から「相談員が優しい」というお言葉をいただきました。相談者の方の孤独を感じました。「社会的排除」は本当に進んでいます。「よりそいホットライン」が「排除から包摂へ」、誰もが「居場所」と「出番」を持てる社会となる役割を担えれば、こんなに幸せなことはありません。

 被災地に暮らし、医師として被災された方々を診療するなかで、そして3期12年市長として宮古市のまちづくりをしてきた者として、ホットラインは絶対にやらなければならない仕事だと思っています。

 理事の皆さん、運営委員の皆さんも本当に素晴らしいメンバーに集まっていただきました。どうぞ、一人でも多くの方に、0120-279-338(つなぐ、ささえる)の番号が届き、一人でも多くの方の悩みに答えることができますよう、ホームページを見てくださった皆さんもお力添えいただけるようお願い申し上げます。

熊坂 義裕
一般社団法人 社会的包摂サポートセンター
代表理事 (医師 前宮古市長)

0 件のコメント: