2012年4月5日木曜日

2012年4月、在宅医療・ケアの新たな夜明け


NPO法人ピュアの藤田敦子です。
私ごとになりますが、3月に国際医療福祉大学大学院修士課程を無事終えることができました。今まで知らなかった医療や福祉の動向や制度のこと、社会保障など、たくさんの講師から多くを学ばさせて頂きました。この修士の研究の中で「末期がん患者に対する介護保険サービスの提供に関する調査(厚労科研費事業渡辺班分担研究)」を行うことができました。

量的調査はやっていたのですが、質的調査は初めてのことだったので、前期に講義を受けて、後期にまとめるというハードスケジュールになってしまいましたが、がん対策推進協議会で発表することもでき、老健局とも、調査を行う前からアドバイスを受け、調査まとめ後も、引き続き、がん患者にとってより使いやすい介護保険にするべく、話し合いを行ってきました。

年度末でNPO法人としての総務書類に埋没されていますが、なるべく早い時間に、報告書をホームページ上にアップ致しますね。ただ、医療と介護・福祉とのつなぎの部分、人生のラストステージの部分を私のフィールドワークにしようと思い、4月から、博士課程に進学することにしました(画像は嵐の中の入学式)。それで、今回単発でなく、このホームページを見ると、がんの在宅療養について情報を得ることができるように作りたいな~と思っておりまして、ソフトは買ったのですが、なかなか進みませんね。う~ん、まずPDFでアップが一番いいのかもしれませんね(どうしようか、迷っています。トホ)

都道府県が作る医療計画の中に在宅医療が入り、これから全国で計画が策定されていきます。特筆すべきことは、市民や患者を入れて作りなさいと書いてることです。今日、予算が通れば、在宅医療の連携拠点が全国で100個決まるでしょうね。どうなるのかな、ワクワクしています。地域包括ケアも動き始めます。まさに、今年は在宅医療・ケアの新たな夜明けです。がん対策推進基本計画も装いも新たにします。

そんな大事な時に、在宅ホスピスの全国大会を船橋市で開催することは、私の持って生まれた「運」なのかもしれませんね。よい年となりますよう、がんばります。

せっかく大学院ですごい講義を受けますので、私ごとではありますが、今後、ブログで発信していきますね。ラベルは、「持続可能な福祉社会へ」になります。よろしくお願いします。

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