藤田敦子のひとりごと(がん対策)
がん政策サミット2010春~患者と議員が作るマニフェストに参加をし、月曜日の夜戻ってきました。
この政策サミットは、アメリカ等諸外国の患者団体のロビング活動をもとに、日本で行っているのですが、とても患者を対象にしているとは思えないハードさです。今回、都会組は宿泊はなく、自宅から往復したので、少し疲れました。でも、ここに集まっている人たちは、弱音をはかず、やり抜く力を持っています。毎回ご一緒させていただいて、疲れを見せない強靭な精神に、私もがんばらねば、という気持ちになって帰ってきます。
マニフェストは2日間かかって完成させて、4月12日に議員会館で国会議員の方にお渡しをしてきました。全国のがん患者関係者の願いが入ったマニフェストなので、それぞれの政党のマニフェスト作成に反映していただけると嬉しいです。
私が関わったのは、2つ。
3.在宅緩和ケア
「国が、年度内に、すべての市町村で、自分らしく生き抜くために、患者・家族が希望すればいつでも受けられる在宅緩和ケアシステムを、新たな法整備等によって実現する」
4.診療ガイドラインの作成(標準治療の推進と普及)
「年度内に、国が患者・家族が入った作成普及委員会を設立し、患者家族の視点の反映された診療ガイドラインの作成と普及を図ることで、科学的根拠に基づいた安全で質の高い医療を全国どこでも受けられるようにする」
ほかにも、経済的なこと、相談支援、がん登録、検診、就労など、たくさんのことをまとめました。がん対策が進んでいきますよう、これからもがんばります。
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