2009年9月2日水曜日

在宅がん緩和ケア推進に向けて

藤田敦子のひとりごと・・ピュアの活動

2008年に行われた全国大会(千葉大会)へ市民団体として参加したことでピュアを知った人も多いと聞く。その人達は、ピュアが行ってきたことを知らない。
ピュアが新しい道を作ってきたことを知らない。

平成14年(2002年)に千葉県では、
「千葉県在宅がん患者緩和ケア支援ネットワーク指針」を定め
その時に、意見書を提出しております。

この意見書の多くが、その後の千葉県の方向性の中におさめられて、千葉県の在宅緩和ケアは進んできました。

2009年9月現在、何が実現し、何がまだ駄目なのか、どうぞ、皆様の眼で確認してください。そして、全国レベルで実現していけるように、どうか、皆様のお力をください。

ピュア意見書 2002年10月26日提出、2003年3月13日加筆
http://www.npo-pure.npo-jp.net/kanwa_sisin_iken.html

1.どこの場所でも同じ緩和ケアが受けられる保障
2.患者・家族へ自助努力を強いない相談窓口やコーディネーターの設置
3.24時間の緩和ケア保障
4.最期の場所を自由に選ぶことができる「自律」保障
5.既存システム外のサービスの提供
6.家族(遺族)への支援体制の確立
7.市民、関係機関への在宅緩和ケアの啓蒙
8.在宅の新たな形の調査・研究

千葉県在宅がん患者緩和ケア支援ネットワーク指針
第七章 今後の方向性
(1)家族への支援体制の確立
(2)相談窓口の設置やコーディネーターの配置等
(3)県民や関係団体への知識の普及啓発
(4)どこの場所でも同じ質の緩和ケアが受けられる保障
(5)在宅の新たな形
(6)在宅緩和ケアにおける介護報酬の見直し

在宅緩和ケアとは、いつもと同じ普通の生活をかなえること。
最後の瞬間まで自分らしく生きることを支援してくれるネットワークが
全国に出来ることを願っています。

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