2011年2月24日木曜日

清水陽一氏 葛飾の医療・福祉の連携を

藤田敦子のひとり言(がん対策・緩和ケア)

フォーラムの余韻が冷めやらない中、2月22日は、葛飾シンフォニーヒルズへ行ってきました。新葛飾病院の清水陽一院長が「葛飾から始まる 患者さん・利用者さん中心の医療と福祉」を開かれていて、講師は、国際医療福祉大学大学院の大熊由紀子教授だった。
ピュアの講演会にも東京から参加されている方がおられますが、葛飾では医療と福祉(介護)関係者が一堂に集まることはあまりないそうです。事業所が多いから、難しいのかもしれませんね。今回大熊さんからは、デンマークの医療と福祉の紹介があって、介護保険や在宅医療が始まって、日本でも病気を持っても、障害を持っても、家で過ごすことができるようになったが、認知症の方が、精神病院に入れられてしまう現状を訴えておられました。
がんは、まだ、治療病院や緩和ケア病棟があるから、いいのかもしれません。自分は地域で生きていきたいと思った人、何かを変えていきたいと気がついた人が動いていくしかありませんね。だれもなにもしてくれないと嘆いても、何も変わってはいかないのだもの。
葛飾も、今回の公開講座から、連携が生まれていくといいですね。顔と顔を合わせて、地域の問題をひとつずつ解決していくことって、簡単なようで、やはり、歴史が必要ですもの。

各地でこういう動きが起きてくるといいですね。
3月は島根県で講演させて頂くけど、何か一つでも生まれていくといいな~と思います。

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