リポーター陽子のがん情報
ここのところ、がんの高額な治療費についての新聞報道を目にすることが多いなか、イギリスから飛び込んできたニュースがあります。それは「英 国のスーパーで、高額ながん治療薬が原価販売」というものです。
日進月歩するがんの医療。
しかし、高額な治療費のため、医療を断念する患者さんもいらっしゃるとか……。
高額療養費制度があるものの、一度は自己負担分を支払う必要があります。
この時間差も問題だし、そもそも、高額療養費制度そのものの認知度も問題かもしれません。
かくいう私も、高額療養費制度のことは知っていても、自分がこの制度を利用するまでは、詳しい内容は知りませんでした。
例えば、同じ医療機関でも通院と入院は別とか、同じ放射線治療でも月をまたがって受けた治療はその月ごとに計算されるなどです。
厚労省でも、この制度の見直しを検討しているというニュースを目にしました。
これは、いいニュースと思ったのですが、ちょっとした疑問が湧いてきました。
「見直しをする」ではなく「見直しを検討する」ということは、結局「見直し」ではなく「検討」であって、見直す訳ではない……なんともややこしい、官僚言葉にお役所仕事的匂いが……
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