2010年11月18日木曜日

がんからの出発 船橋がんサロン本村幸広さん

藤田敦子のひとり言(緩和ケア・がん対策)

11月13日に、在宅がん緩和ケアボランティア養成研修の2回目を行いました。今回は、船橋がんサロン「ここにおいでよ」の模擬体験と、ホスピスボランティアについての講義・演習でした。

船橋がんサロン「ここにおいでよ」は、毎月1回月曜日の午前に、船橋中央公民館を使って行っているがん患者と家族の為のサロンです。
ファシリテーターは、大腸がん患者の本村さんが行い、乳がん患者の松尾さんは、申し込みの受けなど事務一般を行い、私はアドバイザーとして一歩引いた形で開催しています。終了後に振り返りを毎回行い、アドバイザー兼小言係の私(笑)から、全体のこと、新規の方への対応やファシリテーターのあり方などを提案し、3人で確認しながら行っています。
5月から始めて、最初は18名、その後も8名~15名ぐらいを行き来しています。曜日は固定ですが、公民館の予約の関係で週を固定できないのが悩みです。
でも、人をたくさん集めることが目的ではなく、いつでも誰かがいる、仲間がいる、そんな場を作りたいという思いで始めましたので、大嵐になって一人も来なくても、それでもいいんです。

ラジオNIKKEIで18時45分から、“がん〟からの出発~いのちをみつめてという番組が始まっています。水曜日は、ジャパンウェルネスの大井さんの司会で、患者さんの体験談コーナーになっています。
11月17日(水)は、船橋がんサロン世話人でもある本村幸宏さんの体験でした。オンデマンドで聞くこともでき、11月17日のところをクイックしてくださいね。

いつもお話を聞いているつもりでしたが、改めて聞いてみると、本当に大変な時期を乗り越えてこられたことがよくわかりました。頭で理解できていても、オストメイトになった時の衝撃ははかりしれないものがあります。今、病が再度本村さんに試練を与えようとしていますね。今日、そのことを直にお聞きしました。ゆっくりゆっくり、どうしていくのが一番いいのか、気持ちは変わらないのか、何がそうさせているのか、そんなことを、ゆっくり、また聴かせてくださいね。決めていくのは、本村さん自身。どんな結論になろうとも、私たちピュアやサロンの仲間は、あなたの選択を尊重し、そばにいますから。

船橋がんサロン「ここにおいでよ」に、本村さんの手記も掲載しています。
次回は、12月13日(月)10:00~11:30 第6集会室です!

PS:松尾さん、藤田も別の番組ですが、ラジオ収録初体験をしました。
   2010がんチャリティの参加団体紹介で
   ニッポン放送11月29日(月)12時59分から1分、団体紹介をします。
   

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