藤田敦子のひとり言(がん対策・緩和ケア)
がん対策基本法の生みの親である山本孝史さんの三回忌12月22日を前にして、超党派でつくる「国会がん患者と家族の会」(代表世話人尾辻自民党参院議員)が、12月15日に総会を開きました。
来年度のがん対策予算やがん対策基本計画の見直しがありますね。
患者関係者は、国のがん対策の委員を中心に、日本癌治療学会での発表メンバーが参加をしました。
議員からは、がん対策基本法の際に積み残した「がん登録」に対して、言及があったようです。また、協議会の位置づけの確認、そして、患者側からは、相談支援センターの認知度の不足、緩和ケアの地域格差、経済問題、ドラッグ・ラグ、リレーフォーライフの寄付のことなどを指摘しました。
これから、集中審議もありますし、緩和ケアも専門委員会が開催されますから、十分問題を出し合って、どうしたら解決できるか、どんな施策が必要なのかを検討していけばいいですね。
問題はだれを参考人に呼ぶのかでしょうか。問題をちゃんと指摘できる人を呼ばなくては意味がないと思います。
関連記事が、CBニュースの記事から見れます。
「がん登録、制度化の必要も」-超党派がん議連が意見交換
また、私が参加させて頂いている
『終末期医療のあり方に関する懇談会』報告書も出ました。
ここでは、ずっと「緩和ケア」のことを話し合っていますが
やっと、「緩和ケア=末期」という概念を崩すことができました。
でも、もっともっと、前に進めなくてはいけませんね。がんばらねば!
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