2011年8月24日水曜日

がん診療連携拠点病院の「連携」って??

NPOピュアの藤田敦子です。

今日は、朝から車で、千葉県がんセンターへ行き、3つの用件をこなし、そのあと、豪雨の中、2時間かけて、柏の国立がんセンター東病院へ向かいました。あまりの豪雨に、約束の時間を完全にオーバーしたので、目的地をあきらめて、東京慈恵会医科大学附属柏病院で合流し、先ほど、戻りました。ご心配くださった皆様、無事に戻りました。今日はありがとうございました!それにしても、千葉市内の豪雨と、柏地区の晴天と、同じ千葉県とは思えない天気の違いに、茫然とした一日でした…。いやはや、疲れました。

さて、千葉県がんセンター主催で、10月15日(土)13時から、京葉銀行文化プラザで、「ここがすごい!最新の抗がん剤事情」という公開セミナーが開かれます。詳細は、ホームページにアップされたら、改めてご紹介しますね。

この公開セミナーを開くにあたって、患者会・支援団体から話を聞きたいとお話があり、伺ったのですが、私の関心は3つあって、その中の一つが、がん診療連携拠点病院の「連携」ってなんだろうということなのです。

たとえば、ずっと長い間、総合病院の泌尿器科にお世話になっていて、今回、がんが見つかったとします。主治医に不満はないのだけど、できれば、手術でなく、放射線で治療をしたいと思った時に、今、かかっている病院では希望する放射線治療ができなくて、千葉県がんセンターにある場合は、主治医も変えて千葉県がんセンターに移らなくてはいけないわけですよね。
主治医をそのままで、放射線のみ受けたいと思っても、千葉県がんセンターでも、たくさんの患者さんが放射線を受けるために待っているわけで、放射線治療医がいて、単独に外来を持っていれば、可能かもしれないけれど、受診のキャパがあるわけで・・、実際のところ、こんなケースってありますか?どうされていますか?ということを質問してみました。そして地域にある開業医との治療の連携についても質問してみました。

ほかにも、「がんセンター」という言葉の重み、患者がその言葉から描く理想の医療の姿もお話しておきました。治験や未承認薬をどうとらえるのか、千葉県がんセンターとして、どう取り組むのか、なんてこともお伝えしました。

在宅との連携の前に、治療のところの連携をどう描いていくのかが、一番大事ではないかと思っています。

家族としては、今回のイレッサ問題で、副作用なのかどうか、その辺をとても迷うと思うので、その見分け方、抗がん剤治療の中止の基準をしっかりと押さえておきたいと思いました。 

ほかにもいろいろと、藤田語録が炸裂していましたが(笑)、ほかの患者会・支援団体の意見も取り入れながら、内容を煮詰めていくとのことでしたので、楽しみにしてくださいね。

当日は、患者会ブースに出展していますので、お立ち寄りください。では!!

0 件のコメント: