2012年1月25日水曜日

国立がん研究センター50周年記念式典に参加


NPOピュアの藤田敦子です。
24日は、国立がん研究センターの創立50周年記念式典があり、ご招待を受け、出席させて頂いた。天皇、皇后両陛下がご挨拶され、「がんを患う者の一人として、今日の医療の恩恵を深く感じています」「がんの研究が今後一層進み、治癒率が更に高まり、また、人々の生活習慣上の注意などとも相まって、がんを患う人が少なくなっていくことを期待しています」と私たち患者関係者がジーンとくるお言葉だった。特に、お帰りになられるときに、何度も、何度も、出席者に向かいご挨拶してくださるお姿に、「国民のために」という強い思いを感じて感激しました。

不謹慎だけど、がん対策推進協議会の患者委員になってくださったら、ぜ~んぶ叶えられるのに…なんて思いました。まあ、これは無理な話ですが…。

会場には、センター職員や医療関係者と共に、私たち患者関係者もたくさんご招待頂きました。限られた人しか入れない50周年という場の一人になれたこと、緩和ケア・在宅ケアを推進する者でとしてとても嬉しく思いました。治療だけでなく、緩和ケアや在宅ケアもすすめてくださいね。だって、「がん難民を作らない」を掲げているのですから。

式典後の懇親会で、嘉山先生にご挨拶を致しました。今までもご挨拶できる時はあったのですが、なんとなく、し忘れていたので、今さらなのですが、名刺交換させて頂きました。私の名前を聞いて「あっ」と言われていたので、がん対策推進協議会で介護保険のことを追及したから覚えておられたみたいです。それとも別のことでしょうか。まさか、ここでも指名手配されているのでしょうか…もちろん、指名手配は冗談です。

懇親会では緩和ケアの大御所である武田文和先生ともお話できました。私にとっては恩人みたいなもの(病院に泊まり込んでいた時にご著書を読ませて頂き、緩和ケアを届けることができました)。

あっ、それから、前がん対策推進協議会室長ともお会いできました。いろいろあったけど、お元気に頑張って頂きたいと思っています。

さあ、2月1日には、第31回がん対策推進協議会が開催され、次期がん対策基本計画案が出されますね。
「明日に向かって―全ての活動は、がん患者さんの為に―」そうあってほしいです!

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