2012年1月17日火曜日

平成24年診療報酬改定の行方

NPOピュアの藤田敦子です。

1月13日中医協資料として、下記等が公開されていますね。

平成24年度診療報酬改定(改定率等の紹介)
これまでの議論の整理(現時点の骨子)(その1)


正式に点数がつかないとわかりませんが、在宅ケア、緩和ケアの評価が高いです。
私の持論がかなり実現していて、めちゃ、嬉しいです。

今日、猪口雄二先生の講義をお聞きして、先生が項目別にまとめておられたので、私が興味があるところだけ、少しここに書いてみます。議事録すべて読めば答えが出てくるかしら。

医療連携の項目
・特養 看取り時外部医師の連携評価
・介護保険への移行 機能評価の実施 評価
・外泊時・退院当日の訪問看護 評価
・退院直後の2週間 特別訪問看護支持可能
・がん治療連携計画策定料 外来診療後も算定可
・退院調整加算等 地域連携診療計画にて説明

「介護保険への移行 機能評価の実施」の内容を早く確認したいです。
お伝えしてきたような内容になっているといいのですが…。

在宅療養の項目
・機能強化した在支診・在支病
  緊急時・夜間の往診料 評価
  在宅時医学総合管理料 評価
・在宅患者の急変時受け入れ 評価
・在宅医療で使用する医療機器 評価・見直し
・在宅ターミナルケア加算 評価体系見直し
・末期悪性腫瘍患者の診療 さらなる評価

一番の興味は「機能強化した」のところ。
看取り数でいくのか、研修機能とかそういうことも入れるのか
また、「在宅ターミナルケア加算」の評価体系の見直しも
看取りなしでも加算が取れる、なんてところの見直しでしょうか?
それとも、もっとなんでもOKにしちゃったりして…。

がん医療の推進は、緩和ケアの推進でした!!
・外来や在宅への円滑な移行を支援する緩和ケア病棟 さらなる評価
・がん診療連携拠点外の緩和ケア病棟及び緩和ケア診療加算 評価
・外来における緩和ケア診療 評価新設
・4製剤の30日処方
・在宅医療の医師と緩和ケア病棟等の専門の医師との連携 評価
・医療機関の緩和ケア専門の看護師と訪問看護ステーションの同一日訪問 評価

ずっと緩和ケア外来が一番大切と言い続けてきました。
もっと在宅補完のための緩和ケア病棟をと伝えてきました。

はっきりした内容を見るのが楽しみです。

0 件のコメント: