2012年5月23日水曜日

【日本在宅ホスピス協会第15回全国大会】地域包括で支える在宅ホスピスケア

日本在宅ホスピス協会の会員の皆様
医療・介護従事者の皆様

こんにちは。NPO法人ピュアの藤田敦子です。
超高齢社会を迎え、千葉県のがん患者の48%は在宅で最後まで生きたいと希望しています。全国でも同様に、少しでも長く普通の暮らしの中で生きていきたいと願っています。しかし、現在は、がん以外も含んでの在宅での看取りは、千葉県で14%、がんではその半分しか希望を叶えられていません。

おりしも、今年は、地域包括ケア元年、医療と福祉が連携し、患者と家族を支えるスタートの年。
がん患者と家族の願いを叶えるため、千葉@船橋で、医療と介護従事者のみんなで実行委員会を作り、力を合わせて、日本在宅ホスピス協会の全国大会を開催することにしました。

申し込みは、6月からスタートします。
日本在宅ホスピス協会のホームページから、チラシと申込書をダウンロードして頂き、メールまたはFAXでお申し込みくださいね。

8月31日(金)はウェルカムパーティのみです。
9月2日(日)は、市民公開講座をします。
ノンフィクション作家の柳田邦雄氏と協会会長の小笠原文雄氏の講演です。

9月1日(土)は、朝から研修・講演・分科会と盛りだくさんです。

「在宅緩和ケアが支えるもの-管理された闘病を家族との暮らしに変える―」
藤本 肇氏(ふじもと在宅緩和ケアクリニック院長)

「ケア従事者のための臨床倫理学・死生学-高齢者の意思決定をめぐって-」
清水哲郎氏(東京大学 死生学・応用倫理センター特任教授)

「患者と家族の支援の観点から見た医療コミュニケーション」
木下寛也氏(国立がん研究センター東病院緩和医療科・精神腫瘍科 科長)

「患者の願いを叶えたい-地域包括ケアで支えるまちへ」
藤田敦子(NPO法人千葉・在宅ケア市民ネットワークピュア代表)

「在宅ホスピス実践報告」&「遺族の体験談」
永谷 計(板倉訪問クリニック院長)ほか

講習会「口腔ケア」

分科会①「一人暮らしや介護力の低い人を地域の力で支える」
分科会②「医療的ケアのある人を支える~法制化を踏まえて~」
分科会③「がんターミナル期の褥瘡ケアのあり方を考える」
分科会④「在宅ホスピスにおけるリハビリテーション」

分科会については、発表者などを順次ご案内していきますね。

では、がん患者と家族を支えている皆様に、千葉@船橋でお会いできますことを楽しみにしています!



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