朝日新聞2012年5月28日朝刊千葉に、船橋がんサロンの記事が出ました。がんサロンの意義や重要性がしっかりと書かれていて、とてもいい内容です。記者さんがピュアへ来られた時に、「県内には同じようなサロンはありますか?」と聞かれたので、匝瑳市民病院の取組みや、県が行っているピア・サポーターについてお知らせしました。さすが記者さん、取材に行かれたのですね。良かった。
ただ、「家族以外、誰にも自分ががんになったことを言っていない」と言われた参加者が、一番、顔がわかる位置に座られていて、仕方なく、顔がわからない、下を向いている写真が載ってしまいました。う~~~ん、なんで、みんなうつむいているんですかね~。笑顔でいっぱいの写真を載せたかったです・・・・。でも、がん患者の揺れる心をわかって、と記者さんにお願いをしたのは私です。今度、取材を受けるときは、この記事を見せて、顔が出る席に座っている一人ずつに確認をしますね。でも、朝日新聞の記者さん、ご配慮、ありがとうございます!
ピュアでは、がんサロンを使いたい、作ってみたい人向けに、がんサロンの手引きを作成し、500円で頒布しています。FAX047-448-7689へお申込くださいね。
ピュアが行っている船橋がんサロン「ここにおいでよ」は毎月第2月曜日(祝祭日は日程確認ください)に、船橋市中央公民館で開催しています。いつも15~20名集っています。部位も期も問いません。助成金で運営しているので、会費もいりません。ただ、椅子に座り輪になって話をするだけなのに、ほっとできる場です。会員制でもないので、自分の都合のつく時の参加で大丈夫ですよ。お気軽にお越し下さいね!
平成24年5月28日朝日新聞朝刊 千葉
がん絆で癒やす 県内各地に患者サロン
悩み打ち明け、笑顔に
がん患者らが集って不安や悩みを打ち明けたり、情報交換をしたりするサロンの設立が県内で相次いでいる。県も今年から、がん経験者が努めるサポーターを交えたサロンを始めた。
「がんの再発を言われた時、普通の精神状態でいられなかった」「同じ人生なら、楽しく生きないと損だと思った」―――。がん患者や家族ら15人が集まり、抱える悩みや実体験を赤裸々に語り合った。
NPO法人「千葉・在宅ケア市民ネットワーク ピュア」主催のがんサロンが14日、船橋市の中央公民館であった。この日、初めて参加した人からは「セカンドオピニオンで診てもらった人はいますか」という質問も。最後に世話人で直腸がんの本村幸広さんが「がんを時々忘れて一日でも長く生きていきましょう」と声をかけて締めくくった。
このサロンは、患者や家族なら誰でも自由に参加できる場をつくろうと、2010年5月から、毎月第2月曜日に開いている。ピュアの藤田敦子代表は「最初は悩んで暗かったが、笑顔になって帰っていく人たちもいる。自分の気持ちを同じ境遇の人に知ってもらうことで立ち直るきっかけにもなる」と話す。
ほかに、闘病医師が相談乗る(国保匝瑳市民病院「がんお悩み相談サロン」の冨田伸医師の話)、県も経験者招き開催(千葉県の取組みや千葉県がんセンターで行っているサロンのこと)が記事に載っていました。
私の夢――千葉県中に、がんサロンの輪ができるといいな。「あなたはひとりじゃない。ここにおいでよ!」。船橋がんサロンのメンバーが、待っています。
次は、6月11日(月)、7月9日(月)、共に船橋市中央公民館、10時~11時半です!
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