2010年6月22日火曜日

がん患者必携が完成!携帯サイトもあります!


藤田敦子のひとりごと(がん対策)

国立がん研究センターがん対策情報センターからお知らせが患者・市民パネルに届きました。

がん患者と家族が待ち望んでいた
患者必携―がんになったら手にとるガイド、
 わたしの療養手帳
 各種がんの療養情報(16種)

         ついに、完成しました!!

これから、配布や普及について、検討を進めていきますが
どうぞ、自分に必要な箇所をダウンロードして使って下さいね!

このガイド作成に関わった一人として感無量です。
この「患者必携」を医療者と患者・家族の対話のツールとして使って頂きたいと願っています。
そして、患者さんが自分らしく生きる為に、この患者必携が、少しでもお役に立てますように。

【1.患者必携(完成版)を公開しました】
患者必携(完成版)は、がん情報サービスからPDFファイルをダウンロード、印刷することができます。現在、携帯電話で参照できるサイトの公開や冊子体の配布計画について検討しています。詳しくはリンクをご参照ください。
がん情報サービスhttp://ganjoho.jp/
患者必携(完成版)http://ganjoho.jp/public/qa_links/hikkei/index.html

携帯サイト(パソコンではエラーになります、携帯のみ対応)
患者必携のパソコンにバーコードを入れてあります。
http://ganjoho.jp/m2/

【2.がん対策推進基本計画の中間報告が公表されました】
5月16日に昨日厚生労働省から発表された、がん対策推進基本計画の中間報告でも、患者必携を含めたがん医療の相談支援・情報提供について、触れられています。http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/gan_keikaku.html

「がん医療に関する相談支援および情報提供(進捗状況)より」
がん患者にとって必要な情報を取りまとめた患者必携については、がん対策情報センターが平成21年6月試作版を作成し、患者等の意見を反映し、修正を加えた上で、平成22年度から、がん対策情報センターのホームページに掲載するとともに、配布を開始する予定である。

(今後の課題等に係るがん対策推進協議会の意見)
がん対策情報センターが作成するパンフレットの種類は着実に増加しており、また、パンフレットや患者必携等はホームページに掲載され、誰でも入手可能となり、情報提供が進んでいる。今後は、患者が必要とするがん情報や提供方法を定期的にモニタリングすることにより、提供する情報や提供方法を見直すことが重要であり、これに伴い情報提供に関する指標の再検討が必要である。そのためには、患者や国民の視点に沿った情報や提供媒体を増やすため、情報の作成プロセスに、患者及びその家族を始めとする国民の意見を取り入れる活動を推進すること、がん対策情報センターの提供する「がん情報サービス」ホームページの認知率をあげることが重要である。その際、がん患者の意向を踏まえると、住み慣れた家庭や地域での療養を選択できるようにするための相談支援及びその情報提供を行うためのサポートセンターの設置並びに地域の療養情報の提供が重要である。

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